・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

転嫁文化

2010年05月10日 | Weblog
フェリーが岸壁に衝突した事故が報道された。
原因は、速度が落ちなかったからだという。
速度が落ちなかったのではなく、減速しそこなったのではないのか。
 
船を操る人は、機械が悪かった、操縦が下手だったのではないと、とにかくがんばる。
その場ですぐにごめんなさいといってはだめと子供のころからしつけられているのだろうか。

弁護士という職業が大いにもてはやされている国では、裁き以前には責任を自分以外のところ、テンポラリー・ルームに追いやっておく習慣があるようだ。
転嫁文化という名を献上しようか。
ジョージ・ワシントンと桜の木の伝説のある国に、転嫁文化がなぜ浸透したのか。
もとはエコだろう。すぐ後にいるのはノミーちゃん。そこでのロジー君はまたテンポラリー・ルーム行き。

ある職業につく人が大勢いるところでは、その人たちの仕事が増えるように、人々はいろいろなことを考える。
そのためのシステムがうまく出来上がっていけば、エコばんざい。