Chef's Note

『シェフの落書きノート』

塩トマト(熊本県八代産)

2008-03-10 | 美味しいお話
以前にも書いたことがある塩トマト。
熊本県やつしろの『太陽の子』塩トマトが入荷しました。

塩トマト』とは、塩をふったトマトのことではないのです。
そう勘違いしている人もいますが…。
そうではありません。

塩分濃度が高い干拓地などの土壌(熊本県やつしろ)で栽培される特別栽培のトマトをいいます。
糖度が8度以上のもので、海水のミネラル分がたっぷり含み甘くて酸味があるのが特徴。

普通のフルーツトマトは、極力水を与えないで栽培し高糖度化したものをいいますが…
『塩トマト』は、この種のフルーツトマトとは違います。

しっかりとした肉質で歯ごたえがあり、一般のフルーツトマトとは全く異なる味覚です。

『JAやつしろ』では、糖度の高い順に「太陽の子」「朝露姫」に区分している。
しかし、品種は普通のトマトと同じ大玉品種である「桃太郎」が、まったく別品種であるかのように…不思議です。

本日入荷した塩トマトは、写真にあるとおり『太陽の子』です。

静岡の『高糖度トマト』や三重県桑名郡の『レトロトマト』なども使うこともありますが…。

品質の安定性は、塩トマトのほうがあるように思います。

前菜に使ったり、魚料理やパスタにも使うことがあります。

3月の今が最盛期、収穫時期は11~5月頃まで。
今が旬!

美味しいですよ塩トマト!







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