Chef's Note

『シェフの落書きノート』

グラスワインを大幅に増強!

2009-06-20 | 美味しいお話
また、ワインの紹介?
…という声が聞こえそうですね(笑)

料理記事もアップしたいのは山々なんですが…
デジカメがぶっ壊れました(ーー;)
まぁ~4年も使っていたから仕方ないのかな…。

ワインのお話を待っている人も多いので…
今回は、ワイン!

ワインリストを少しいじりました。
夏なので白を少し投入、そして希少価値の高いロゼを…。

スパークリングワインのカヴァのロゼも入荷
glass 650円、bottle 3500円です。
これもシャンパーニュ製法なので、コストパフォーマンスは抜群に良いです。

そして、グラスワインのアイテムを一気に増やしました。
スパークリングがカヴァの白とロゼの2種類
白ワインを5種類
赤ワインを12種類
スパークリング以外は、デカンタでもOKです。

スパークリングワインなど
白ワイン
赤ワイン
グラッパ ソフトドリンクなど

因みに赤ワインは、もっと種類があるので別メニューで対応しています。
ホームページのワインリストをご覧ください。


アウラのワイン選びは…
価格が安いものも十分に美味しいものを…。
そしてどれを飲んでも僕の料理にあうもの。
これがワイン選びのコンセプト。

ただ、本当に美味しいものを少し飲みたいと思う方も多いので…
もったいぶらずにグラスにしました。

◆auraの会員カードをご入店時にご提示いただければ…
アルコール類が10%OFFになります。
会員カードは、ご希望の方にお渡ししております。
ランチに来られた時にでもスタッフに伝えていただければ大丈夫です。
お気軽にお申し付けくださいね。

今回グラスにした極めつけは…
グラスでも1250円と高目となりますが…

ワインスペクター92p ガンベロロッソ2グラスをとっているワイン!
これをグラスで飲めるお店は、そうないと思います。

ワイン評価で有名な『ワインアドヴォケイト』や『ワインスペクター』など90ポイントを超える評価は、なかなかとれないものです。
ガンベロロッソも1万5千から2万本ともいわれている中からグラスの評価がつくものは僅かです。

(ガンベロロッソとは、ガンベロロッソ社が発行している vinid'italia(ヴィーニディタリア)というイタリアの有名なワインガイドで、評価をグラスの数で表し、3グラス獲得が最高評価となっています)

*-*-*-*-*-*-*
サイア‘04 SAIA 04
glass 1250. D 3650. Bottle 7100.
シシリア Sicilia ◆フェウド マッカリ FEUDO MACCARI
◇ フルボディ
■ワインスペクター92p ■ガンベロロッソ2グラス獲得
力強くインパクトのある味わいでバランスに優れています。
*-*-*-*-*-*-*

このワイナリーは、世界のワイン百選に常に入っているワイン『オレノ ORENO』 を造っているセッテポンティのオーナーのシシリア ブランドです。
ガンベロロッソなど世界のワイン評価を常に得ているカルロ・フェリーニ氏が携わっています。

ラ・マッサのキャンティ・クラシコ ジョルジオ・プリモは、93年~01年までガンベロロッソの最高評価である3グラスを連続して取り続けました。
これもカルロ・フェリーニ氏によるものです。


そして、今回、フランスワインを新たに4種類加えました。
来月には、フランスの赤を少し加える予定です。

ゲヴュルツトラミネール Gewürztraminer 4600.
アルザスAlsace ◆ルネ ミュレ Rene Mure
◇辛口 ライト ◇ゲヴュルツトラミネール100%
香り高く、果実のエッセンスは、気品にあふれています。


マコン ヴィラージュ ブラン
Macon Villages Blanc
glass 780. D 2280. Bottle 4400.
ブルゴーニュ Bourgogne
◇辛口 ライト ◇シャルドネ
◆ルイ ルルー Louis Leroux この生産者は、世界のエアライン
へ納めています。そのハードルは非常に高く、採用まで数百のテイ
スティングをくぐり抜けたものが選ばれます。香り味ともに申し分のない出来です。



ブルゴーニュ・ロゼ Bourgogne Rose 5500.
ブルゴーニュ Bourgogne 
◆ドメーヌ グロ フレール エ スール
◇辛口 ミディアム ◇ピノノワール100%
香り高く、果実のエッセンスは、気品にあふれています。

常に優れたワインを造る有名ワイナリーがピノノワールで初めて造ったロゼ。
これは、生産量も少なく各インポーターへの割り当てがたったの30本
アウラへは、12本入りました(^^)v

そして、ブルゴーニュのピノノワールです。

(僕は、ワイナリーに拘ります。ブドウやワイン造りにキチンとした拘りを持ち工夫をこらして、情熱を傾けている生産者が好きです。
そんな生産者のワインは共通して、安いものから高いものまで一貫した優れたワインを生みだします。色々なワイナリーのものを1本づつメニューに入れるよりも…。職人気質を丸出しにしたワイナリーのものを数本メニューにいれたほうが品質にブレがなく安心してお奨めできると思っています)

ワインのお好きな方のご来店も多くなりました。

グラスで色々と試してみるのも良いと思います。
飲みなれてくると高価なワインの魅力が次第にわかってきます。

ワインがお好きな方ならわかると思いますが…
aura のワインには、レストラン売りの通常価格を大きく下回った価格がついているものが多いです。

これは、沢山の人に気軽に美味しいものを飲んでいただきたいと思っているからです。
原価率や利益率にとらわれるとこの価格は無理です。
それは、料理も同じですが…。

3500円のアリエッタというコースは、気軽に楽しんでいただくためのコースです。
ボリュームを少なめに設定していたつもりですが…
やはり僕の性格というか性分というか…
十分なボリュームと品質になってしまう ^^;

うちのスタッフは、僕が新作を作ると…
お客さまにお奨めするよりも、まず先に自分の予約をいれます(笑)

そんな光景を見て…
「なんかなぁ~ …」
…と言葉を失いかけることもありますが…。

従業員が自ら積極的に利用したいと思うことは良いことだそうです。


よく遊びに来る後輩に…
「全くシェフは昔からそうだけど…。お客さんにサービスしすぎですよ! もっと儲けなきゃ! 安くする必要がないものばかりなんですから…」
…と言われます。

だけどねぇ~ …
美味しくてお腹が一杯になれるお店は沢山あると思うのですが…
財布の中身が心配になるお店も多いでしょ。

わりと僕は、そんな経験が多かったような気がします。

やっぱり楽しみたいときは、安心できるお店が僕は好き。
だから、そんなお店を作ってしまうのですよ。

やってる僕は、結構~トホホ…が多いですけど…
スキップして帰るお客さまを見ると、すごく幸せな気持ちになってしまいます(笑)



PS: 料理記事も書きますから待っていてくださいね。
梅雨時、お腹こわしたり風邪をひいたりしないよう気をつけてくださいね。

では…また。







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