一昨年の夏、大阪に訪れた時の事。
梅田から道頓堀を通り難波南へ行き心斎橋へ…
日も暮れて夜7時頃。
「どこか美味しいお店はないかなぁ~」
…とひとりフラフラ~っと、心斎橋のアーケードを歩いておりました。
「へぇ~~~!大阪ってグッチとかの高級ブランドが、アーケードの中に店を構えているんだぁ…」
…と、変な感心をしつつ…。
右手の路地を、なんとな~く入って数メートルの所に…。
「んん…。なんだ?」
………!?………
「大阪料理!?」
麻の生地っぽい白いのれんに『大阪料理 淺井』と書かれおります。
「大阪料理ってなあに!?」
ええぇ~~~とぉ…。
大阪っと言えばぁ~。
「お好み焼きでしょ?たこ焼きでしょ?明石焼きでしょ…あ、あれは明石か…」
…ボソ。
「あッ!ネギ焼きも有名だぁ…」
…と、お好み焼きジャンルの中の単品メニューをとりあげなくてはならないほどの無知さ加減… (^^ゞ
不思議なことに…粉もののお料理ばかりが浮かんでくる。
(大阪の皆様、ごめんなさい…。 極度に大阪文化を知らないもので…)
「わからん…。大阪料理って…。うちも長年この業界におるけど、そんなん聞いたことないでぇ~」
…と俄か関西人になりすましつつ開き直った。
なんと!
そののれんの奥からは…
オーラがでておるのですよ!
その大阪料理とかかれている暖簾が下がった建物全体からも…。
‥… ンムゥ~ ・・・ト、ホンノ チョット ビビル・・・。
「ひとりで入って大丈夫かな!?…」
…と、そのオーラに半ば圧倒されつつ…ちょっと躊躇(ちゅうちょ)&半ば後ずさり…。
大阪料理ってのを見てみるだけでもいいかも…」
…と、今度は、関東人にしっかりチャンネルを戻して…。
恐る恐る暖簾をくぐり…
ガラガラっと入り口の引き戸をひいて…中へ…。
いらっしゃいませ~!!!」
…と威勢のいい明るい挨拶!
アメ横歩いてても、こんな爽やかな威勢の良い「いらっしゃいませ!」は、聞いたことがない!
きっと、東京浅草の気のいいオッサンが聞いたら…
「威勢がいいねぇ!気に入った!…飲みねぇ!飲みねぇ!さぁ飲みねぇ!」
…と、落語の一説にでてくるようなお決まりの文句を思い出した。
入ってすぐに長いカウンター。
すかさず…
「いらっしゃいませ!」
…と僕に駆け寄るサービス係りの店員さん。
「あの…。ひとりなんですけど…大丈夫ですか?」
…と、なぜか… 恐る恐る聞くと…。
「はい!いらっしゃいませ!」
…と言ってカウンターの中にいる店主らしい少しスラッとした年配の板前さんの方をみる。
そのご主人らしき板前さんは、満面の笑みを浮かべて…。
「いらっしゃいませ!こちらで宜しければいかがですか?」
…と、長いカウンターの手前の一席に案内してくれた。
僕は、軽く会釈をして、その席に着く…。
先程の若く元気の良いサービス係のお兄さんから、おしぼりを受け取り手を拭いていると…。
『えっ!(エッ!)…』
『えっ!エエっ~~~!!!』
お店に入ってほんの数分しか経過していないのだが…。
不覚にもこの時点ですでに驚嘆してしまっていた。
なにげにカウンターの上に目を落としただけなのに…。
なんと!
そこには…
『大阪料理 浅井』 episode 2 に続く…
梅田から道頓堀を通り難波南へ行き心斎橋へ…
日も暮れて夜7時頃。
「どこか美味しいお店はないかなぁ~」
…とひとりフラフラ~っと、心斎橋のアーケードを歩いておりました。
「へぇ~~~!大阪ってグッチとかの高級ブランドが、アーケードの中に店を構えているんだぁ…」
…と、変な感心をしつつ…。
右手の路地を、なんとな~く入って数メートルの所に…。
「んん…。なんだ?」
………!?………
「大阪料理!?」
麻の生地っぽい白いのれんに『大阪料理 淺井』と書かれおります。
「大阪料理ってなあに!?」
ええぇ~~~とぉ…。
大阪っと言えばぁ~。
「お好み焼きでしょ?たこ焼きでしょ?明石焼きでしょ…あ、あれは明石か…」
…ボソ。
「あッ!ネギ焼きも有名だぁ…」
…と、お好み焼きジャンルの中の単品メニューをとりあげなくてはならないほどの無知さ加減… (^^ゞ
不思議なことに…粉もののお料理ばかりが浮かんでくる。
(大阪の皆様、ごめんなさい…。 極度に大阪文化を知らないもので…)
「わからん…。大阪料理って…。うちも長年この業界におるけど、そんなん聞いたことないでぇ~」
…と俄か関西人になりすましつつ開き直った。
なんと!
そののれんの奥からは…
オーラがでておるのですよ!
その大阪料理とかかれている暖簾が下がった建物全体からも…。
‥… ンムゥ~ ・・・ト、ホンノ チョット ビビル・・・。
「ひとりで入って大丈夫かな!?…」
…と、そのオーラに半ば圧倒されつつ…ちょっと躊躇(ちゅうちょ)&半ば後ずさり…。
大阪料理ってのを見てみるだけでもいいかも…」
…と、今度は、関東人にしっかりチャンネルを戻して…。
恐る恐る暖簾をくぐり…
ガラガラっと入り口の引き戸をひいて…中へ…。
いらっしゃいませ~!!!」
…と威勢のいい明るい挨拶!
アメ横歩いてても、こんな爽やかな威勢の良い「いらっしゃいませ!」は、聞いたことがない!
きっと、東京浅草の気のいいオッサンが聞いたら…
「威勢がいいねぇ!気に入った!…飲みねぇ!飲みねぇ!さぁ飲みねぇ!」
…と、落語の一説にでてくるようなお決まりの文句を思い出した。
入ってすぐに長いカウンター。
すかさず…
「いらっしゃいませ!」
…と僕に駆け寄るサービス係りの店員さん。
「あの…。ひとりなんですけど…大丈夫ですか?」
…と、なぜか… 恐る恐る聞くと…。
「はい!いらっしゃいませ!」
…と言ってカウンターの中にいる店主らしい少しスラッとした年配の板前さんの方をみる。
そのご主人らしき板前さんは、満面の笑みを浮かべて…。
「いらっしゃいませ!こちらで宜しければいかがですか?」
…と、長いカウンターの手前の一席に案内してくれた。
僕は、軽く会釈をして、その席に着く…。
先程の若く元気の良いサービス係のお兄さんから、おしぼりを受け取り手を拭いていると…。
『えっ!(エッ!)…』
『えっ!エエっ~~~!!!』
お店に入ってほんの数分しか経過していないのだが…。
不覚にもこの時点ですでに驚嘆してしまっていた。
なにげにカウンターの上に目を落としただけなのに…。
なんと!
そこには…
『大阪料理 浅井』 episode 2 に続く…