オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

「アキタ」と「アメリカンアキタ」

2009年09月07日 | 日々のあれこれ
リチャード・ギアの「HACHI 約束の犬」が話題ですが、
既に見た方も?私はまだですが・・・(忠犬ハチ公のアメリカ版)


こちらは知り合いのところで飼いはじめたシェルティ犬です。


もともとは羊の群れを管理する牧羊犬のため、
身体能力も高く、飼い主や家族に忠実を尽くすとか。
まだ生後数ヶ月でとっても愛らしい・・・これからが楽しみです。

さて、本題ですが

忠犬ハチ公で有名な秋田犬ですが、
この犬がたどった歴史を記事で読みました(一部紹介します)

ルーツは秋田県大館市近辺で飼われたマタギ犬と呼ばれる狩猟犬です。
江戸時代から闘犬にも使われていたが、明治時代になると、
強くするために大型の洋犬などと交雑されるようになったそうです。

しかし、耳がたれるなど、本来の秋田犬と異なるタイプも現れ、
秋田犬保存会が1927年(昭和2年)にでき、
他犬種の特徴を取り除く改良が進むようになったとか。

「ハチ公」が朝日新聞紙上で紹介されたのは昭和7年。
ハチ公は改良保存運動が進み始めた当時の秋田犬だったようです。

ところが、大戦中、軍用犬のシェパード以外の犬は
軍の防寒用の毛皮として、供出される事態に。

それを逃れようと、秋田犬とシェパードをかけあわす飼い主も出てきて、
さらに交雑が進んでしまったそうです。

日本ではその後、本来のマタギ犬に近い姿に戻す動きが進んだようです。
ところが一方、米国ではシェパードタイプの秋田犬が人気とか・・・。

1999年に国際畜犬連盟は日本の秋田犬は「アキタ」に、
米国のタイプを「グレートジャパニーズドック」に2犬種に分けたようです。

その後2004年からは「アメリカンアキタ」と呼ばれるなったとのことです。

なんと、欧州では「アキタ」のほうが人気で、
繁殖数で今や日本を上回るという・・・不思議な話です。


これから映画を見る予定のある方は、
秋田犬のこんな歴史を知っていると・・・ちょっと自慢できるかも?


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