おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

J1リーグ 第3節 FC東京Xジュビロ磐田

2007-03-18 | サッカー
スカパーで生観戦したFC東京戦。
序盤は、何とも言えないもどかしさを感じた試合内容でしたが、後半は変な意味で手に汗握る試合になっていました…。

まず、画面に現れたスタメンとフォーメーションを見てがくっ!
得点の匂いがしないカレンの1トップ…。
カレンを使ってくれるのはいいけど、何で??って思わざるを得ません。
菊地とか成岡もいないし…。(←これはケガと体調不良のせいということでしたが)

案の定、試合開始後は、攻めているけどゴール前まで行けない(っつーか、ゴール前がスカスカ…)という、想像通りの展開。
でも、相手のFC東京も、うちの裏を突いてガーッと行くようなサッカーをするわけでもなく…どっちもどっちというか…。
これって、次元の低いサッカーなのかも、と不安になってしまったくらいです。

前半36分に、2枚目のイエローでファブリシオが退場。
10人になってしまったばかりでなく、カレンがファブリシオの代わりに投入された山本(ユース登録?)と交代でベンチに下がってしまったのです。

え??…フォワードいないんですけど…(汗;)

後半早々にも、ケガをした犬塚が交代。
更に2列目の船谷がDFの加賀に交代。
なんだかものすごく、ガチガチに守りを固めた図になって行きます。
それに対してFC東京は平山を投入、ルーカス1トップの隙間を埋める交代をして攻め込んできました。

実際、後半も時間を追うごとにFC東京ペースになってきたわけで…。
時々太田や西くんがサイドを駆け上がってきても、決定的な場面には程遠かった。
前半から思っていたことですが、太田の持ち味を生かすサッカーが今のジュビロには出来ませんね。
っていうか、そういうサッカーの選択肢もない様子。

名波の“N-BOX”じゃないけど、何を中心に試合を組み立てるのか考えた時に、太田を中心に据えるのは、その実力や相手が感じる脅威からして当然だと思うのですが…。
(監督にその気がない限り、私の妄想に過ぎないのはわかっているけど、一度声を大にして言いたかったのだ!!)

話は試合に戻ります。
後半37分にセットプレーから鈴木秀人のヘッドで先制点!
1人少ない状態から、1チャンスをモノにしたのです。
ジュビロはセットプレーでの得点が少なく、失点が多いチームなので、あんなにきれいに決まったのも驚いたけれど、それが秀人の得点だったことは更に驚きでしたね。
でも、ゴール前で身体を張り、決定的なシュートを防いだシーンにも見られたように、今日の秀人には気持ちが入っていました。

このゴールでFC東京が俄然前掛かりになり、3トップはジュビロのゴール前で猛攻を仕掛けてきました。
(5バックはこの場面に限れば成功だったのかな…と思えたくらいです)
川口とディフェンス陣は本当にがんばった!
試合の全体を通して、今期初出場の川口は恐ろしいほどファインセーブを連発していました。
(初戦も能活だったら…と誰もが思ったに違いない)

そして、そんな中での西くんのケガ。
ジュビロはすでに交代枠を使い切っているため、西くんが外に出てしまうと9人で試合をしなければならない状態です。
担架で外に出る時、本当に悶絶していたくらいの痛みだったのに、すぐにピッチに戻ってきたのです。
足を引きずりながら走る西くんには目頭が熱くなったな…。

何もできないかもしれないけど、立ちはだかること位はできるという気持ちだったのだろう、と。
あの秀人の1点を守り抜いて絶対に勝つんだ!という気持ちが伝わるゲーム終盤の内容だったのです。

ジュビロの試合で、“気持ちで勝った”試合がどのくらいあっただろう?
(少なくともここ数年はなかったような気がする)
今日の試合のことを胸に焼き付けて、かっこ悪くてもいいから貪欲に勝ちにこだわっていって欲しいと思いました。

試合前は「対福西」という色合いが強かったけれど、試合後はそんなことどうでもよくなってましたね。
っていうか、単なる敵チームの1人にすぎなかった。
福ちゃんがいなくなっても別にどうってことありませんよ。
それを証明するために、21日のナビスコでもFC東京には絶対に勝たなければいけません。

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