おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

ジパング 航跡330

2007-10-19 | ジパング
わかっていたことではあるけれど…
私も草加と同じように目をつぶりたかった。

SH60Jに突き刺さる7・7mm機銃の弾丸。
そのうちの2発が尾栗の腹部を貫いていた。
“「みらい」の意志だ、外すな…よ”
尾栗は青梅一曹に最後の言葉を残してヘリから落下する。
尾栗の被弾・落下は「みらい」にも報告され…。
草加に対する激高を諌める林原の言葉で、我に帰った青梅は迷いを断ち切り、ドロップタンクの落ちた大和煙突内にハンドアローを打ち込んだ。

****************

確かにまだ尾栗が死んだという事実はありません。
ですが、あの高度からあの状態で落下して助かることがあるのかどうか。
当然、出血多量・全身打撲で…と考えるのが普通です。

落下中の描写のコマに、大和のアンテナ線のようなものが写り込んでいたのは、そこに尾栗の体が引っかかることを示唆したものなのかもしれませんが、本当にそんなことになったらさすがに話が出来すぎですよね…。
ここまでの話が引っ張られすぎていて、本来なら「尾栗~!(涙)」となるところなのに、「あ~あ…」レベルまで引いてしまっている自分が悲しい…。

津田の死で号泣(草加、許すまじ!と決意したのがこの時)、佐竹の死で大泣きしたものの、段々とジパングの主要人物の死に慣れてきているのかな、と感じてしまった瞬間でもありました。

…おっと、まだ死んだとは限らないのだった!(^^;)

でも、生きていたらいたで「はぁ~?!ありえねえ~!」の世界ですよ。
(本当に死なすつもりなら海に落ちる展開だと思いますけど。その方が考え方としては潔いです)

思えば、SHから落下するまでの尾栗も、青梅の方を振り返って伝えるべきことを伝えるまでは良かった。
そして、そのまま機内に背中から倒れればいいものを、なぜ落ちる???
劇的なものにしようという意図が見えて、すごくいやでした。
…こういう私のひねくれた考え方には反論もあることと思います。
でも、この場面で尾栗を犠牲にする必要性を感じないので、つい文句の1つも言いたくなるわけですよ。

きっと表紙&巻頭カラーの来週は、大和の機関停止という方向性が見えてくる回になる予感。
そして、SHが大和の甲板に下りて尾栗救出?

なんか、もうどうでもいい…。
そんな投げやりな気持ちになりました。
いろいろな意味で。

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2 コメント

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そう、そうなんですよ! (harako)
2007-10-22 17:16:44
>でも、この場面で尾栗を犠牲にする必要性を感じないので、

そう! そうなんですよ。
私も思いました。
ここで尾栗を犠牲にするくらいなら、それこそ“あの”時に菊池が助からない方がまだ納得がいく。
(そりゃ、もし助かってなかったらあたしゃあの時点でコミックス買うの止めてたでしょうが:汗)

もうなんか…かなり…ショックです。
てっぱちとカポック着けてるのがどう作用するかわかりませんが、基本的にあの状態からの落下って、すごい無残なことになってると思うし。
いっそのこと、見つからない方がいいのではないかとさえ…(泣)。
脱力感 (おく)
2007-10-23 12:47:09
ヘリからの救助訓練で降下途中、5mからの落下で背骨の骨折という事故が北海道であったばかり…。
大和上空何mだったか…生きていたら奇跡ですよ。
尾栗の死体回収までやったら、ちょっと許せないかな~って思います。

この先、ジパングはどこに向かって行くんでしょうかね~。


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