おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

ジパング 航跡364

2008-07-11 | ジパング
コンビニでモーニングを見つけた瞬間、
「サービスショットだ…!」って思ってしまいました(^^;)
同時に、一瞬ですけど
「角松以外、全員死んでる人?」って…(^^;;)

菊池、麻生さん、ごめん…。

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大和上空を旋回するSH60Jが、その煙突から立ち上る排煙を視認。
すぐにその事実は角松に報告される。
完全に冷え切った状態ではなかった大和機関の蒸気圧が高まるまでの時間は1時間…。
ゆえに、角松らに与えられた時間も1時間。
その頃戦艦アイオワでは…
ワシントンD.C.から、大和とみらいの確保に関する全権をカーネルに託す旨の命令書が届き、司令官ミッチャーは苛立っていた。
が、当のカーネルは軍籍・階級を凍結した状態でないと、この命令を受けることはできないと言う。

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草加と似たもの同士と一言で片付けてしまうのは簡単だけど、カーネルって、、、いったい何でしょうね?
異端であることを自ら認識しつつも、先を見据える目を持つがゆえに、軍籍などは草加と合いまみえる上では不要だと。
そうでなければ闘えない、クサカも同じ考えからだろう、と考えるカーネルですが…。

果たしてカーネルが、草加に会った時にこの考え方を述べて、
「…だろ?」
と、同意を求めたとしたら、草加は何て言うでしょうね?

「あんた、何言ってんの?」

と、一笑に付されてしまう気がするのは私だけだろうか。

草加が帝国海軍という巨大な群れから離れて、自分の信念に基づいた行動を起こしたのには理由があるわけで、草加の“結果が得られれば自分はのちにどう裁かれようがかまわない”っていう覚悟と、軍籍を離れたいという希望を大統領から評価され、国の後ろ盾の下に行動を起こそうというカーネルでは、根本的なところで違っていると思うから。

草加がやろうとしていることは、確かにカーネルの言うところの
「孤独に打ち震えるものでなければ闘えない」ことでしょうけど、カーネルがこれから行なう大和・みらいの確保に向けての行動の裏には“ホワイトハウスの威光”があるのだから、違和感が感じられても当然じゃないですか?

まあ、これまで異物(=草加)への強すぎる興味だけだった人が、ようやく表舞台に出てくるわけなので、何を仕掛けてくるのか興味はあるけれどね…。
その作戦もさることながら、その先に考えられる草加とカーネルの出会いが見てみたいかな。

今は「カーネル→草加」だけど、「カーネル⇔草加」って感じで、互いに何か相手に感じるものが生まれるかどうか、ちょっと見ものかも。
(角松にこだわっている草加が、カーネルと意気投合するとはとても思えないけど…)

ところで、SH60Jは角松らの作戦が終了するまで、大和上空を旋回しているという設定だったっけ?
データをみらいに送るという中継機なので、それは当然かもしれないけど、作戦終了に何時間かかるかわからない状態でのアレは正しいことなのかな?
(現状では残り時間1時間と確定したので、このままどうぞ~!なのですが)

海軍軍人たちが機関科倉庫に集結してる状態なら、大和の甲板に再度着艦して尾栗を乗せ、一旦みらいに戻ってよ、って言いたくもなるわ。
(無理とわかってて言いたかったのです)

機関科の軍人たちも、機関復帰に尽力しながら力尽きた鴻上の亡骸を見て、結束を固めたと予想されるので、こちらの今後の戦いもちょっと厳しいものになる予感はありますね。

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