おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

ジパング 航跡344

2008-02-09 | ジパング
次号は久々の表紙&巻頭カラーだそうですが、その予告ページに書かれる意味深な内容がついつい気になってしまう今日この頃…。

その件に関しては最後に語ることにして、今号は現在のみらいを取巻く状況とみらいの現状について、がメイン。

*********************

アヴェンジャー搭乗中のグールドはみらいを探していた。
同じ頃、SH60Jは角松の命令で大和の退艦状況を監視、脱出用船舶の離脱確認後に報告・帰艦予定。
夜明けまであと40分(現在AM5:30)
角松は空母艦載機発艦などの状況を隊員に説明する。
大和南東50Kmのみらいは、発見されれば大和よりリスクが大きい…。
だが、夜が明けるとともに、グールドによってみらいの航跡が発見されてしまう。

*********************

角松によると、現在のみらいは今更だけど下記のように絶望的な状況。
 ↓
①イージスシステムの復旧の見通しが立たないため、全対空ミサイル使用不能
②主砲は目視射撃
③紙同然の薄い装甲
唯一の頼みは完全自動管制のCIWSのみ

…あれ?
やっぱり私は素人なので、いまいちイージスシステム(この場合は大和の攻撃で破損したSPY-1Dのことを指していると思われる)とミサイル誘導の関連性がわかっていないんですけど、パラボナアンテナ状の射撃指揮装置だけではSM2は誘導できないんですね?
(射撃指揮装置も三式焼霰弾で破損してたら当然絶望的だし、実際その可能性は高いわけですが)

主砲にも主砲管制用射撃指揮装置というものがあるけど、これは…?
(「あたご」の主砲管制はSPYレーダーで行なうので、この丸いアンテナがないと聞いています。その意味で、大いなる矛盾を感じてしまう…)

イージス艦が、何でもかんでもイージスシステム頼りみたいな描かれ方をしているけど、本当なんだろうか?っていう疑問が、私の中にむんむん湧いてきてしまうのです。
なんか納得できない、って感じで。

でも、とりあえず「ジパング」という漫画内での今のみらいの武器は、大和並みの目視発射しかできない主砲とCIWSのみということ。
空母艦載機の編隊が来ても、ハットンの時に1度やっているから、CIWSで何とかなるような気がしちゃうのは、私の思いあがりでしょうかね(^^;)

↑こんなことをつい考えてしまうのは、今号が、大和よりみらいの危機を煽るような内容になっているから。
グールドがみらいに執着して、ついに発見されてしまった(と言ってもまだ航跡のみだ!)とはいえ、今米軍にとっての目前の敵はあくまで大和ですから…。

グールドには、みらいの艦載機が大和を攻撃したおかげで、その機関が停止したっていう事実を、米軍にきちんと伝えてほしいものです。
普通に考えて、みらいを攻撃・撃沈させる意味は全くないし、色々な意味で好奇心をそそる存在だと思うんですけどね~。

ところで冒頭に書いた予告ページのことですが、

  「日の出と共に闘いは最終局面へ」

って書いてありますね。
ジパングの、ではなく、闘いの最終局面で良かった~!
(毎回その大げさな言葉に騙されそうになってしまうのだった;)
でも、きっとこの“最終”っていうのが「いつ終わるんだ?」って位に、また長いんですよね~(^^;)

それから気付いた方もいらっしゃるでしょうが、目次ページの1番下の「来週の表紙は“ジパング”」のところに「イイ男が揃った」って書いてありますよ。

…え!またオールスターキャスト?!って、つい期待しちゃいますね。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 試写会が当たった! | トップ | ライラの冒険 黄金の羅針盤... »
最新の画像もっと見る

ジパング」カテゴリの最新記事