おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

3/16 長崎・佐世保ツアー(その2)

2008-03-22 | 旅行・イベント
この日は定期船に乗って、陸からは見づらい海上自衛隊佐世保基地の立神岸壁に接岸されているはずの「あしがら」、他護衛艦を見てからお昼ごはんを食べ、その後倉島岸壁に移動して艦艇一般公開を見る予定。

佐世保駅で待ち合わせたWさんとフェリーターミナルへ向かう…前に、停泊している巡視船の方へ行きました。
巡視船からはカレーの匂いが…。
(この日は日曜日だけど、海保の場合カレー曜日は関係ないのかも)

巡視船をWさんと見たところで、昨日抱いた疑問をぶつけてみました。
「ねえねえWさん、Pってなに?Lってなに?」
「PはパトロールのP、Lは大きさでラージィーの意味だよ」
あ!言われてみればそうか。
「じゃ、CLのCは?」
「クラフトだったかな。巡視船は種類がわかりやすいでしょ」
「いや、護衛艦も数字で判断できるしぃ~」(←苦しい;)

巡視船の話は置いといて…
私たちは瀬川汽船の定期便に乗り込み、客室の上のデッキ部分を陣取り、いざ出発です。
←手前はDD157さわぎり(私が観艦式予行で乗ったフネです!)

最初、長崎港での観光船のようなゆったりとした速度を想像していたのに、いきなり猛烈なスピードでかっ飛ばし始めたから驚いた!
ちょ、ちょーっ!!!

速いし揺れるしで、立神岸壁方向を振り返って写真を撮るような状況じゃないっつーの!
これなら目的の停留所(横瀬西)まで15分というのもうなずける…(^^;)
進行方向右手の倉島岸壁をも一気に通り過ぎて、短いようで長くも感じた船旅が終わりました。

船を下りると…何もない。
あるのは大自然だけ…と思ったら、右手奥に例のお食事処がありました。
海の駅 船番所

営業時間前だというのに、結構な人数が並んでいます。
バイキング形式で、1時間半食べ放題¥1500というお値段です。
最初、お刺身系ばかりだったらどうしよう!と思っていたけど、野菜や煮物、デザートやおでんなど、多種多様な種類が並んでいましたよ。
もちろんお刺身や、注文を聞いてから握ってもらえるお寿司も…!

私は生ものが一切食べられないし、朝は9時に起きてから朝食としてパンを食べてしまっていたので、簡素なものしか食べられなかったのが悔やまれる!
絶対に元を取っていない…と、つくづくセコイ私なのだった。
このコースを観光に組み入れる場合は、絶対にホテルでの朝食を抜いて出陣することをお勧めします(^^)

ところで、我々が座った席は海が見えるテーブル席。
(先に希望の席を伝えることができます)
「この席なら、空母が来た時、沖止めされているのを見ながら食事できるね!」
と言っていたWさんが、
「あれ、LCACじゃない?」

ええ~っ?
ここからはかなり遠いけど…良く見ると、確かに後部に丸いものが付いていて、そこから水しぶきのような白いものが上がっている…。
←遥か彼方のLCAC

1隻が行ってしまってからしばらくした後、またLCACらしき物体が見えてきました。
わー!佐世保ではこんなものまで見ることができるんだ~!
すごい。感動!

帰りの船の時間が来て、また上部デッキのベンチに座ります。
しかし、なぜか帰りの方が揺れがひどい!
揺れ、と言っても船酔いをするようなものではなく、スピードが加わって飛び跳ねるような状況なのですよ~。
ひえええ~!!!

そんな中でも写真撮影を諦めることはできません。
往路と同じ風景ではあるけれど…

立神岸壁から少し離れた場所には、先日(12日)除籍された護衛艦あさかぜ(DDG169)が係留されていました。
←あさかぜ

すでに両舷の艦番号が消され、砲身は取り除かれていました。
今後は、たちかぜのように舷側に縦線が引かれ、訓練の標的にされるのかな…。

そして、そこから更に沖寄り(空母が係留されるのもこの地点だそうです)に浮かんでいるこのフネ。
←船種は何だろう?

灰色なので、最初は軍艦系なのかと思っていたけど、これにも艦番号は書かれていないし、形もなんか変だと思いませんか?
貨物船のようでもあるし、補給艦のようでもあるけど…。

お目当ての立神岸壁の護衛艦は…
正直なところ、“たくさん泊まってるなぁ”と思った次の瞬間には、もうそこから遠ざかっていたという状態だったんですよね~。
あとから写真で艦名を確認して超感動!…って、ちょっと遅すぎ orz
←左から、ありあけ・あしがら・こんごう

実際には、補給艦はまな・護衛艦ゆうだち・ありあけ、イージス護衛艦あしがら・こんごう、護衛艦しまかぜ・さわぎり、と、こんなにも停泊していたんですよ(^^)
あしがらは、ヘリ格納庫があるイージス艦なので、海側から見るとはっきり確認できますね!
陸側から必死に見ても、手前のこんごうに隠れて見えないし。
あしがらは、こんごうよりも前甲板が4m長いので(前部VLSのセル数が多いため)その分艦橋構造物が後ろにあって、うまい具合にすっぽり隠れてしまっていたのです。

定期船も、せめてもう少し速度を落としてくれるといいのに。
観光船っていうのは、ここ佐世保では米軍の許可が下りないのかもしれませんね。

次の目的地は、海上自衛隊倉島岸壁の艦艇一般公開です。
←倉島岸壁の護衛艦

つづく
コメント (2)
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