お盆休みの穏やかな晴れの日を狙って千畳敷カールでクモマベニヒカゲを撮りました。
クモマベニヒカゲ 8/12日撮影
高山蝶の1種で前に載せたベニヒカゲに比べて撮影難易度が高くなかなか苦労しました。
人影や音に敏感で少しの動きでも飛び去ってしまいます。
花に留まってからアプローチしても逃げてしまうので待ち伏せで撮りました。
クモマベニヒカゲとベニヒカゲとの相違点はたくさんあります。
まず、生息域はベニヒカゲが1500mぐらいに対してクモマベニヒカゲは2000m以上の高地になります。
そして、クモマベニヒカゲには翅の縁に純白のフリルがあり見た目の印象が違います。
さらに、前翅の眼状斑の数もベニヒカゲが通常3個に対してクモマベニヒカゲは4or5になります。
後翅裏面はベニヒカゲには模様はありませんがクモマベニヒカゲには橙色帯と眼状斑・内側に白帯があります。
加えて、クモマベニヒカゲは数が極端に少なく2頭同時に見るのがやっとと言う感じです。
発生は7月下旬からで撮影に行った8/12日ではもうスレてる感じでした。
今回は撮影ポイントを見つけるのに時間がかかり、
陽が高くなってからの撮影で満足な写真は撮れませんでした。
またいつかチャレンジしたいなと思います。
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