アフガニスタンのバーミヤンに行くと言い残してパキスタンの宿を発った日本人2人が行方を絶ったままだ。高校教師の2人は、夏休みを利用して旅をしていたというが、現地の不穏な状況を考えれば、ありえない旅だ。
多国籍軍の対アフガン戦争は、タリバーン政権が崩壊した今も終戦したとは言えない。米軍は、執拗な旧政府軍勢力の攻撃に苦戦しており、出口がない戦いが各地で今も繰り広げられている。イラク同様、アフガニスタンでも外交官やジャーナリストなどの外国人は、米軍の庇護を要請するか、護衛を雇用するのが常識だ。
2人のアフガニスタンに入るルートについても、もし報道されている通りなら、常識外だ。それは、パキスタンとアフガニスタンの間にある「部族地域」、別名デュランゾーンを通っていたというが、平常時でもこのルートは危険だ。今丁度、朝日新聞でこの地域に入った特派員による連載が読むものの目を引いているが、この地域は、パキスタンの軍隊や警察でも手を出せない無法地帯として知られる。
実は、私はアフガニスタンを追われたビン・ラーディンがここに逃げ込むに違いないと早くから予測していたが、それほどこの部族地域は「別世界」なのだ。
2人の遺体ではないかと思われる死体がカンダハルで発見され、首都カーブルにまで移送され、日本大使館員による遺体確認が行なわれたようだが、遺体の損傷があまりにひどく、2人とは断定されなかったとのことだ。
こうなれば、行方不明の2人がひょっこり元気な姿を見せることを願うばかりだが、このニュースに刺激されて彼らの後に続く者が出ないようにして欲しいものだ。
多国籍軍の対アフガン戦争は、タリバーン政権が崩壊した今も終戦したとは言えない。米軍は、執拗な旧政府軍勢力の攻撃に苦戦しており、出口がない戦いが各地で今も繰り広げられている。イラク同様、アフガニスタンでも外交官やジャーナリストなどの外国人は、米軍の庇護を要請するか、護衛を雇用するのが常識だ。
2人のアフガニスタンに入るルートについても、もし報道されている通りなら、常識外だ。それは、パキスタンとアフガニスタンの間にある「部族地域」、別名デュランゾーンを通っていたというが、平常時でもこのルートは危険だ。今丁度、朝日新聞でこの地域に入った特派員による連載が読むものの目を引いているが、この地域は、パキスタンの軍隊や警察でも手を出せない無法地帯として知られる。
実は、私はアフガニスタンを追われたビン・ラーディンがここに逃げ込むに違いないと早くから予測していたが、それほどこの部族地域は「別世界」なのだ。
2人の遺体ではないかと思われる死体がカンダハルで発見され、首都カーブルにまで移送され、日本大使館員による遺体確認が行なわれたようだが、遺体の損傷があまりにひどく、2人とは断定されなかったとのことだ。
こうなれば、行方不明の2人がひょっこり元気な姿を見せることを願うばかりだが、このニュースに刺激されて彼らの後に続く者が出ないようにして欲しいものだ。
ご指摘有難う。早速訂正しておきました。
言ったら悪いのですが、今度の事件は、自業自得でしょう。今のアフガニスタンは、観光旅行できるような状況ではありません。新聞を丹念に読んでいれば、わかることです。
2人の遺体が運ばれたカンダハルと、パキスタンとの国境地帯の間は、タリバンの残党などの武装勢力が、絶えず出没し、アメリカ軍との間で、戦闘が行われているのでしょう。こんな所へ、男女2人で行くのは、殺されに行くようなものです。
海外へ行く時には、行こうとする国の、国内事情などを、きちんと調べてからにしたいものです。
どうも失礼しました。