浮き立つ思いの春だけれど

2008-03-26 06:28:29 | 出来事
通い慣れた通勤の道を久し振りに走行すると、
両側に広がる黒々と耕された畑から、
水蒸気が立ち上がり、煙っていた。
前日の雨に湿った畑が、5月上旬の陽気で蒸発していく、
まるで大地がゆっくりと深呼吸しているようだ。

出先で二人の元同僚と遇う。
息子さんが大学に合格したと聞くと、
他人事でもそれは嬉しい便りだ。
一方で、
施設に入っている自分達夫婦、それぞれの親への面会が、
他の兄弟がいるのに、自分一人の役割みたいになったいると、
チョットの愚痴を聞かせてくれた人。

それは自分に巡ってくる、
それぞれの春なんだなぁ~と、
我に返る思いがある。