ふと考えること

2006-04-22 23:51:37 | 折りに触れ思うこと

~ 形見分けは故人と親交のあった人に,身近に置いて思い出のよすがにしていただくために,遺品を贈るものです。ですから,ほんとうに喜んでくれる方に贈らなければ意味がありません。交友のありかた,先方の年齢,好みなどを考えてふさわしい品を贈るようにします。 ~  

形としてはそういう事だと云うのはよく解るのですが、これを生きているうちに行うのは
形見分けとは云わないのでしょうか?常識がないと顰蹙を買う事なのでしょうか?
人間死んでしまってから本人が大切にしていた品々を、他人に贈ろうが焼こうが捨てようが同じではないかと思うのです。本人がきちんと整理して贈り先を決めていたのなら別ですが。

そう思って私は25年も続けてきた踊りを暫く休もうと思ったのを機に、沢山買い貯めた着物、帯、扇子、袴、等整理をして、その一部を仲間の所へ持っていきました。
「形見分け」という程の大袈裟な品物ではないのですが、自分が死んでから割り当てみたいに配られ処分されるのは嫌だと思いました。

そんな風に思うと身の回りの何もかもをきちんと整理しておきたいと思うようになります。身内でも他人でもかける迷惑は少ない方が良いに決まっています。
普段、怠惰な生活ですから一層そう思うのでしょうか。

何だかお線香臭い話になってしまいましたが・・・

明日天気にな~ァれ