春日通り沿いに建っていた銅板貼り看板建築
Photo 1996.10.12
銅板張り2階建て看板建築
所在地:文京区大塚4-46-5
構造・階数:木・2
建設年:?
解体年:2002〜03(平成14〜15)
備考 :左から、空室、U邸、Y邸
銅板張り3階建て看板建築
所在地:文京区大塚4-45-18
構造・階数:木・3
建設年:?
解体年:2003(平成15)
備考 :左から、K邸、サニークリーニング、今井洋服
三階建ての銅板貼り看板建築自体は最近までは意外に多かったが、右側の建物のような、三軒長屋状のものはあまりなかったのではないかと思う。正面からだけ見れば、パッと見ではビルのようにさえ見えただろう。でも写真のように側面が見えると、三階が屋根裏か増築のような木造建物だったことが分かる。
想像でしかないが、平入り二階の三軒長屋を改造して、道路際を三階とし、前面から後方への片流れ屋根にしたのではないかと思う。もちろん、建設当初からそのような造りにした可能性もあるが・・・。そんなこともあってか、三階の階高は少々低い。
また、二棟の間にある路地の奥には、木造二階屋が数軒建っており、そこだけが異空間状態になっていた。
この二つの建物はその後もしばらくは建っていたが、春日通りの拡幅に伴い2003年頃に解体された。二棟の跡地では道路からセットバックした位置に、アトラスアベニュー文京大塚(RC・14F)が、2004年12月に竣工している。
Tokyo Lost Architecture
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