一枚と一言

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在宅医療

2009年01月08日 | 日記・エッセイ・コラム

亡くなった父のことでどうしても書いておきたく思い書いています。

父は15年?ほど前から前立腺がんを病んでいて、昨年の3月様態が悪化して

後1ヶ月はきびしい状況だと告げられ、父の希望で、家に帰ることにしたのですが、

家に帰り、家族の看病と車椅子での通院などで、なんと12月までもそれなりの状況で過ごすことができました。

その間大家族の中で暮らし、食事も車椅子に乗せてもらって、家族と一緒に食卓についていました。出来る限り家族と触れ合わせてあげたいというう兄の心遣いでした。

いよいよ、体力が衰え通院が難しくなり、お医者さんに家まで来て貰う在宅医療に切り替える事になりました。

在宅医療について詳しいことは、こちらを見ていただけるとよくわかると思います。

ぜひクリックしてみてほしいと思います。この先生に診てもらっていました。

http://www.gifu-np.co.jp/kikaku/2008/inochi/1/inochi_7.shtml

12月の半ば、肺炎になり父の最後のときが近づいているといわれました。

そして、これから段階的にどのような状況になっていくのか、具体的に書いたものをくださいました。それによって、家族は、死を迎える父ににどうむきあっていけば良いのか、心構えをすることが出来ました。

去っていくものも、それをおくる者も、不安でいっぱいの状況で、決め細やかな心使いがとてもありがたく思いました。

父の人生は戦争体験など波乱万丈だったけれど、誰よりも幸な最後だったと思います。

父を最後までお世話していただき、また家族を支えてくださった医療関係の方や、ヘルパーさんなどに心からお礼を申し上げたいと思います。