7月24日 早朝4時半自宅を連れの車で出発
八方第五駐車場に7時半ごろ到着。
タクシーが数台お客さん待ちしている。
身支度を整え、タクシーの運転手に猿倉行きのバスはどこで乗るのかと尋ねると、
8時半までないから、3000円にまけておくからタクシーでどうか?と言われる。
一時間待つのは痛いなあ・・・と言うことでタクシーに乗り込む。
実はもともと3000円の料金だった。冗談にだまされたことに気づくと、
2900円にまけとくからと(笑)、でもタクシーに乗って正解だった。
山の情報や、世間話してるうちに猿倉の登山口に到着。
登山届けを記入。登山予定コースや持ち物などチェックしていると最後に・・
ツエルト??これストックですか?と聞くと、簡易テントだって?
中高年の方は体調を崩すことが多いから出来るだけ装備したほうがいいですよ
と言う忠告をいただきました。
でもアルミのシートを持っていますと言うと「それでも結構です」と言われ
無事登山届け提出、完了。
いざ白馬岳、大雪渓を目指して登山開始。8時5分
一時間後。大雪渓が見えてきた。
ガスがかかって下のほうしか見えないが、登山してる人が蟻のように小さく見える。
9時20分白馬尻の山荘についた。
雪渓では座って休めないだろうからと言うことで、おにぎりを食べ腹ごしらえをする。
冷たい風が、雪解け水の流れる川から吹き上げ結構寒い。
いくつかのグループが思い思いの場所で休憩している。
雪渓の入り口で、軽アイゼンをつける。
スパッツをつけるか迷ったけれど、足が沈むようなところじゃないから
足元は濡れないだろうということでやめた。
いよいよ大雪渓を上り始める。落石がごろごろしている。
気温が上がるとこの落石の下の雪が解けてまた落石になるかもしれないのだ。
色がつけてある雪の上を、登ってゆく。相変わらずガスがかかっていて空が見えない。
下山してくる人たちとすれ違う。アイゼンつけていない人もいた。大丈夫?
11時 だ。まだ雪渓は続くのかなあ?
11時40分。雪渓から右のほうに登山してゆくとアイゼンをはずしている人たちの群れ。
私たちも安全な場所を探して、アイゼンをリュックにしまう。
山小屋に着いたら、何かおいしいものを食べようかな。楽しみ~~。
と言うのは気が早いか。これからが大変らしいから。
カラカラと雪渓の上のほうで落石の不気味な音がする。
ずいぶん登ってきたものだ。
クルマユリがたくさん咲いている。ハクサンフウロのピンクがかわいい。
いろんな花があちこちに咲いている。
カメラ休憩をしながら、気ままにマイペースで登っていく。
避難小屋に到着。13,23分
このあたりから高山植物いっぱい。
ますますペースが落ちてゆく。
一面ミヤマキンポウゲ。
かと思えばこんなところに、咲いてる花も。
小屋が見えてきました。
ウルップソウとハクサンイチゲ
2時30分 頂上宿舎に到着。
今夜の宿はここではないのだが、ちょっと寄り道。
トイレを拝借。協力金100円なり。
私はラーメン。連れはケーキセットを注文。
そこから少しで白馬山荘に到着。
受付を済ませ、指定された部屋に行くともう先客が・・
えっここに5人?どうやって布団を敷く?4畳半ぐらいの部屋だったと思うけど、
先客3人は、単独登山。千葉、神奈川、もう一人は聞かなかった。
3人とも私と親子ぐらいの年の差。気さくな方たちでした。
荷物を置いて白馬頂上へ。4時15分
夕食は5時45分。到着順なので、5回目のグループ。
同室の一人の女の子と一緒に食事をする。
見渡すと、ざっと150人ぐらいは入れそう?5回目ということは今夜のとまりは?
え~~っ700人以上か・・・
ご飯も味噌汁もお変わり自由。
私は大盛りで一杯。(普段はこんなに食べないのですが)
夕食が終わったけれど、残念ながらまだ外はガスで視界が悪い。
手持ち無沙汰で、レストランと売店のある別棟にいき、食後のココアを注文。
クリームがきれいに添えられていたのですが、かき混ぜてしまった後です。
部屋に戻り、皆さんと雑談。
外は相変わらずガスがたちこめて何も見えません。
とにもかくにも無事到着できてよかったです。
8時ごろ就寝。お休みなさ~い。
明日も同じようなお天気で、午前中は何とか雨は降らないようです。
明日は苦手な下り道を栂池までの予定。