初めての南半球への旅だった。
夏だということなので、もっと熱いのだろうと予想していたけれど
案外肌寒くて持って行った半袖は中に重ね着した程度で全然役立たずに終わった。
日が長くてなかなか日が暮れない。8時半ぐらいはまだまだ明るい。
ニュージーランドの国土は日本の4分の三ぐらいで
人口が、信じられないけれど、横浜市とおなじぐらいなんだそうだが、440万人
(4400万の間違いじゃないかと思ったけど間違いなく440万)
ほとんどが都市に集中していて、
約2割が農業に就業していて、輸出額の半分が農業生産物なのだそうだ。
なんと生産性が高いのだろうと思う。
日本とは比べ物にならない話だ。
草原に無数の羊が草を食べているだけで、家も働く人も、あまり見かけない。
人口が少ないから必要ないのかもしれないが、野菜畑もほとんど見かけない。
生活感がないというか???
大仕掛けの灌水設備には驚かされる。全部自動ななのだと思う。
どこに行っても渋滞ということもなく、走っているのは日本の車、
日本なら廃車寸前の中古車なのだそうだ。
それは無駄がなくていいことだと思ったが新車は売れないということかな。。
ガイドさんの話によると医療費は無料、年金は条件を満たしていれば払わなくてもらえる??
その代り所得税が25パーセント以上で消費税が15パーセント??確かな記憶ではないが。
確かに物価は高い気がした。
でも年老いても国が面倒見てくれるなら、老後の心配がなくて幸せだと思うけど。
意外だったのは日本人の若者がいたるところで働いていたこと。
観光で行ったからかもしれないけれど、出会った人はみんな親切だった。
とにかく自然が素晴らしい。日本では見られない風景だった。