一枚と一言

日々の出来事 感動を書きとめています。 写真と一言
 趣味の登山と旅行記等も。、

笠が岳から弓折岳・鏡平・新穂高まで

2006年08月06日 | 旅行記

8月3日

朝4時起床。身支度をして又山頂へ、ご来光を見に行くこととする。

360度。すばらしい!!!

穂高連峰、乗鞍、焼岳、遠くは白山や富士山が見えました。Photo_8 Photo_10

槍ヶ岳の脇から朝日が昇りかけるとあたりがピンクに染まり始めました。

反対側の我が家の方向はまだ夜明け前です。みんなまだオネンネかな。

感動を胸に、下山してコーヒーを一杯。これが又、こんな山の上で贅沢だなあと思えるような素敵な器で、しかも味も香りも絶品。Photo_9

6時小屋を出発。笠新道を下る人が多い。山小屋で知り合った人たちと「お気をつけて」と分岐点でお別れをした。

私たちは尾根伝いに弓折岳に向かう。景色を楽しみながら、途中雪渓や、お花畑を通り抜ける。登ってくる人たちに雪を握ってすれ違う時にプレゼントしたら喜ばれた。Photo_11 雷鳥の親子を見つけました。 Photo_12

エーデルワイス・クロユリなど見たことのない花が一杯咲いています。Photo_13 Photo_14

鏡平小屋まで下ってきて、ラーメンとかき氷でお昼。

それからが大変だった。疲れた足には、石畳の3時間の下りはつらかった。

途中まださくらや、つつじが咲いていました。Photo_15 雪もたくさん残っていました。この雪は今年中に消えるかしら。Photo_16

新穂高に5時少し前にやっと到着。疲れた~~~。

温泉につかって汗を流し、家に着いたのは7時ごろ。

今回の登山で思った事・・・・・・

山小屋で聞いた情報では夏山登山者の平均年齢は63歳だそうです。

山ですれ違う人は、学生や若者は少しで、熟年者が多く、なかには80歳かもと思えるような方もいました。

定年になって、時間が一杯あるようになって山登りを始めたという方や、若い頃行きたかった山に今ようやく登れたという人など、さまざまな人たちがいました。

定年になって家にばかりいて、山にいくといったら、奥さんに10日は帰ってこなくていいといわれて、山を下りてすぐに、又別の山に向かった人もいるとか・・・・みんな好きなことをしている時は輝いていますね。

(私の定年はいつ?農業には定年がないから、いいのか?悪いのか?)

同じ山に登って体験を共有すると、すぐに仲間同士のような関係になれるのも山ならではのことです。

次は9月に・・・どこ行こっかな。


山で見たお花たち

2006年08月06日 | 旅行記

今回の登山ではいっぱいお花がみることが出来ました。

若い頃はただ頂上を目指していた気がしますが、今は見逃してしまいそうな小さな花などに目が行くようになりました。登山の楽しみ方が変ってきた気がします。

登山時間にはこだわりませんが、山の天気は変りやすいので、できるだけ早く山小屋に着けるように、ということは頭においています。

笠が岳に行くルートはいろいろありますが、私たちは下りにはとても弱いので、あえて登りがきついといわれる、笠新道を選びました。

やはり正解。楽しかったです。標高があがるに連れて見える景色の変化があって。お花がいっぱい咲いていて登りのきつさなんてそんなに感じませんでした。

笹ゆりやチングルマ、ツガザクラ、イワカガミ、ゴゼンタチバナ・・・名前の知らない花がいっぱい咲いていました。Photo Photo_1 Photo_2 Photo_3

Photo_7 雪渓から流れ出る雪解け水のおいしかったこと。

尾根にたどり着いてからの眺めは残念ながらガスがかかっていまいちでしたが、笠が岳の頂上は見えました。Photo_4

そしていよいよ山小屋に到着。荷物を降ろし受付を済ませて、頂上に行きました。バンザ~~イ。

頂上から、家のほうを見ましたが、残念ながらガスで見えませんでした。

Photo_5 山小屋でこんなご馳走食べたことないです。笠が岳山荘の夕食です。Photo_6

夜は月が出ていてとっても星がきれいでした。星が降るようだという表現がぴったりの夜空でした。流れ星も2度見ました。

次の日は、尾根を歩いて抜戸岳、弓折岳に登り鏡平に降りて、新穂高に帰ります。