有田芳生の『酔醒漫録』

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盧武鉉が統一教会系企業を訪問

2007-10-02 10:49:39 | カルト

 10月1日(月)肌寒い一日。もはや秋だ。現代に生きるミニ・スターリニズムについて多くの問い合わせがきた。これから予測される裁判闘争のこともあり、現状では昨日以上のことを書けない。どこの職場かだけを明らかにしておく。各県の保険医協会の全国組織として1969年に結成された全国保険医団体連合会(保団連、代々木)だ。「村八分」の苦悩を歴史的に体験してきた組織に所属しているものの、その歴史的苦悩が漂白された「経験なき」人たちが、同僚に「村八分」を実行する。生活は21世紀でも行動様式は戦前の日本。まさに封建的な日本的風土とスターリニズムが結合しているから気味が悪い。「前に向かって後退する」といった印象だ。韓国の盧武鉉大統領が徒歩で軍事境界線を越えて北朝鮮に入った。いま平壌市内で目立つ車は「チェアマン」で、南浦特級市の平和自動車総会社で組立生産されている。この会社は統一教会系列の平和自動車と北の朝鮮民興総会社が7対3の出資比率で1998年に設立した。盧武鉉大統領は金正日との会談を終えた4日に南浦工場を見学する。盧武鉉大統領にとって統一教会も経済的存在なのだ。

071001_15270001  午後まで原稿を書き、麹町へ。デーブ・スペクターの会社でアメリカ製のサプリメントを受け取る。もともと医師の佐藤喜宣さんから数年前に勧められ、しばらく飲んでいた。私はいつしか中断。「ザ・ワイド」のお別れパーティでお会いしたところ、「やはりMEGA MENがいいですよ」と再び推奨された。単体ではなく総合的なサプリメントがいいという。「安倍首相もビタミンBが少なかったはず」というのだ。デーブに「まだ飲んでる?」と聞いたらずっと続けているという。そこで会社に行った次第だ。奥様の京子さんとしばし雑談。「毎晩のようにアリタさんに投票しろって。呪文のようでしたよ」と聞かされた。選挙が終わってもうれしい話があるものだ。「シェカザマ」でパンを買い、半蔵門から表参道。ジムで泳いで新宿。「月刊タイムズ」の香村啓文さん、一水会の鈴木邦男さん、ライターの岩崎定夢さんと会食。「選挙が終ってそれまで熱心に読んでいた作家の本を読む気になれないのはどうしてでしょうかね」と鈴木さんに聞いたら、こんな返事が戻ってきた。「それは評論をしていても世の中が変わらないと思ったからではないですか」。そうかもしれない。


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1 コメント

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ミニ・スターリニズム考 (榎本康夫)
2007-10-02 15:14:07
ミニ・スターリニズム考
前回は理性対理性の争いとして生まれるものが悲劇である事を書かせていただきました。

理性と理性の争いをなくした理想的弁証法的社会が出来るのでしょうか?
心の進化発展した社会とはどの様な社会だとお考えでしょうか?

簡単だと思って書かせていただいております。
最初から論理的な理性にも確りと将来の矛盾を内包していると言う認識を持つ事なのです。
人間の考える物は、実証できる科学的な理論以外は、全て矛盾を内包しているのに気が付かない・無視・許容範囲にあるか無いか等々を行ってきているだけだからです。

社会制度や社会規範である憲法・法律も同様な観点から眺めると改めて時代に則しているかどうか そして現代社会に過不足を感じるかどうか面白いと思います。

私は 人間自体が心身共に矛盾の塊(かたまり)であるならば テーマが許容範囲に入るか入らないかの議論や意思や意識を取り入れる事こそ 弁証法的社会のヒントになると考えています。



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