1月22日(水)いよいよ明日から東京都知事選がはじまる。私は細川護煕さんを支援する。当初は宇都宮健児さんに投票することに決めていた。それは舛添要一さんが、自民党と公明党に支援されるとわかったからだ。しかも民主党のなかでも、自公民で舛添さんを押そうという動きがあった。ついこの間、特定秘密保護法を巡って真っ向から対決してきた政党と組むことなど、絶対に認められない。もし民主党も舛添さんを支援するなら、私は宇都宮さんに投票する。そう判断していた。そこへ細川立候補の情報が入ってきた。最初は無理だろうと思っていた。ところが小泉純一郎元総理の支援があれば出馬するというご本人の思いも伝わってきた。しかも政策のいちばんに「原発ゼロ」「再稼働はさせない」を掲げるという。これは宇都宮さんが「脱原発」を掲げるよりずっと影響力がある。宇都宮陣営にはもうしわけないが、これが政治の力学なのだから仕方が無い。さらにいえば暴走を進める安倍政権への歯どめにもなる。政策が基本という指摘はその通りだ。それと同じく選挙は勝たなければならないこともまた、闘いの基本である。小泉元首相の新自由主義路線は、日本を疲弊させた。それは厳しく批判し続けなければならない。だからといって小泉元首相の「原発ゼロ」への思いを疑うものではない。日本記者クラブなどでの講演を読めば、その本気度と方向性は明晰だ。細川さんも2005年から「脱原発」を主張するようになっていた。そのアンサンブルとして都知事選がある。反原発運動を地道に進めてきた知人が言った。「政治家が原発ゼロを掲げることは大変なことです。都知事選に勝てば、東京からそれを進めていくことになる。宇都宮支持から細川支持にもう半分以上が流れたでしょう。勝たなければならないのです」。私も同意する。舛添要一さんが細川護煕さんに勝てばどうなるか。私には安倍晋三総理の高笑いが聞こえる。日本のためにも細川護煕さんを勝たせなければならない。
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