有田芳生の『酔醒漫録』

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

『小沢主義』の面白さ

2010-01-05 09:10:59 | 読書

 1月5日(火)小沢一郎さんの4年前の書き下ろし著作が文庫本になった。『小沢主義』(集英社文庫)。サブタイトルには「志を持て、日本人」とある。「どぶいた選挙」がなぜ大切なのか、農業の戸別補償問題など、小沢イズムがよくわかる。この1年ほどに4回ほどお会いしただけだが、そこでアドバイスされたことを詳しく説明されているようで、あまりほかの候補者には読ませたくないほどセコイ気持ちにさせる内容だ。昨日は永田町で民主党本部のKさんと打ち合わせ。参議院選挙をいかに闘うのか。そのイメージが鮮明になってきた。思いつきではない「ホンモノ」のプロの蓄積は貴重なもの。情勢の変化や候補者はそれぞれでも、一般的な選挙ノウハウはいくらでもこれからに応用できる。銀座の伊東屋、教文館。プレスセンターへ。坂上遼さんの『消えた警官 ドキュメント菅生事件』(講談社)出版を記念してのシンポジウム開催の打ち合わせ。「朝日ジャーナル」の先輩だった藤森研さん、二木啓孝さん、山下一行さん、坂上さんと相談、雑談あれこれ。開催は1月30日午後1時半から文京区民センター。二木さんと神保町「家康」で政界四方山話。再びブログをしばらく休ませていただく。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
小沢一郎氏が出演した「カンブリア宮殿」を見ました。 (psw_yokohama)
2010-01-06 00:26:33
小沢一郎氏が出演した「カンブリア宮殿」を見ました。
司会の村上龍氏が「小沢一郎ほど、誤解されている人はいないのではないだろうか」と述べていましたが、私も多分そうなのだろうと思いました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20100104.html
自分の利益を最優先するのであれば、政権交代が起こりやすくなるような選挙制度改革を行なおうとすることも、自民党を離れることもなかったのではないでしょうか。
小沢氏を「理想主義者だ」と評する人も居ますが、それが正確な理解なのかもしれません。
返信する
小沢一郎氏がゲストの村上龍「カンブリア宮殿」を... (川口太郎)
2010-01-19 18:29:44
小沢一郎氏がゲストの村上龍「カンブリア宮殿」を私も(録画)で観た。小沢氏が政権交代を「革命」であると言及した。菅直人氏も最近テレビの発言等で「あるいみでは革命」というフレーズを使う。この発言を耳にして私は危険だと思った。この二人が危険人物だというのではなく、この二人の生命、政治的生命が危険だと思った。まさにその通りになっている。有田さんもリアル・ポリティックスの本質を理解しプロとして活躍してほしい。選挙で議席を得るのは手段であって最終目的ではない。「経営は環境の変化を乗り越えて常に変化に対応しながら行う」ことを実践して下さい。参議院選挙は日本と世界の政治にとって非常に重要なものになると感じます。
「何が何でもこれをやる」「命がけで取り組む何か」が大切です。
応援する者として一言申し上げます。
返信する

コメントを投稿