有田芳生の『酔醒漫録』

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

『明治維新 1858ー1881』を読む

2010-02-16 10:59:29 | 読書

 2月15日(月)新しいリーフレット用原稿を書く。内容と方向性ははっきりしているが、それを凝縮してスローガン化するのが難しい。総選挙時には「とことん現場主義」と訴えてきた。その精神に何も変わりはないものの、言葉を変更したい。新宿で名刺の変更原稿を渡し、某銀行支店長と相談。銀座「壹眞珈琲店」で雑務。教文館で同世代としてもっとも注目している外岡秀俊さんの『アジアへ 傍観者からの手紙2』(みすず書房)と坂野潤治・大野健一さんの『明治維新 1858ー1881』(講談社現代新書)を購入。電車のなかで後者を読みはじめる。面白いのは史実としての明治維新をなぞるのではなく、各藩の「柔構造」を分析、指導者がなぜそのとき、そのような行動を取ったのかを分析、しかも台湾や韓国などの「開発独裁」ではなかったことなど現代との比較も刺激的かつユニーク。大井町で舟木稔さんと待ち合わせ、没後15年になるテレサ?テンの企画について相談。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして。 (renqing)
2010-02-23 00:55:08
初めまして。
坂野・大野両氏の『明治維新』は、、その第2部が秀逸と感じました。それなりに支持のあった幕末議会論による平和的権力移行シナリオが頓挫し、小御所会議クーデタと成り果てた理由が、土佐グループの分裂に起因することを知り、納得。それにしても、日本近代史の劈頭に、悪い先例を作ったものだと改めて感じた次第です。
返信する

コメントを投稿