有田芳生の『酔醒漫録』

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

参院選挙に当選しての所感メモ

2010-07-12 11:57:33 | 参議院選挙

 7月12日(月)組織なき候補者としての参議院選挙当選は「ひとつの道程」の終りであり、出発点にすぎない。2回の落選(3年前の参院選、昨年の衆院選)時の方が、当然なのだろうが、精神の錘が深く沈潜していく経験だった。いずれ選挙総括を書く。期間中のことを記憶によってメモ風にたどると、オウム事件当時「子どもを誘拐する」とオウム関係者の動きがあったときに学校などと協力して対応をしてくれた警視庁のSTさんや「BC級戦犯」木村久夫さんと交流のあった近藤道生さん(博報堂代表取締役)が逝去されたことに愕然とした。候補者や「ウグイス嬢」の言葉が、他人事ではなく、パターン化していることへの違和感を強く感じたことも大きな印象として残っている。ブログやツイッターで反論できないことをいいことに、ありもしないデマを吹聴した勢力にはあきれもした。選挙に当選しても「お礼」を記すことさえ公選法で禁止されていることには苦笑どころか、世間との著しい乖離だと怒りさえ感じる。これからのスケジュールは月末に議席確定の議会が2日ほど開かれ、9月から臨時国会がはじまるようだ。議員会館への引っ越しなども必要になってくる。「創造と文化」の根拠地にするつもりだ。中村一好さんや米原万理さんなど存命なら大いに喜んでくれた方々の笑顔と声の記憶が心に届いている。