有田芳生の『酔醒漫録』

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立候補表明から1年目の朝に

2008-06-05 07:40:01 | 新党日本

 6月4日(水)参議院選挙に立候補するときの記者会見から1年。朝7時から練馬駅東南口で休むことなく訴え2時間。20代の仕事帰りによく通っていた「升一」の知人「加藤ちゃん」と久々に遭遇。当時の常連客の消息を聞く。朝日新聞の編集者だったOさんとは、石神井公園で訴えているときにもお会いした。スタッフと珈琲館でしばし休憩。事務所で簡単な打ち合わせをして街頭での訴えへ。まずは中村橋駅前。またまた多くの方々が足をとめて聞いてくださる。練馬高野台駅でも同じ経験。「この間は大泉学園で聞きましたよ」と女性に声をかけられる。何とマンションでお隣に住むNさんとも出会う。じわじわ、じっくり進む楽しみ。「将来の日本」から「いま」を見つめることが大切だと力説。「世襲」「家業」政治家などは、戦後の政治モデルの延長でしか日本像を描けないから、安易にすぐ増税を言い出す。「未来圏から吹いてくる透明な風」(宮沢賢治)が感じられないのだ。新宿で降りて桂花ラーメンで遅い昼食。竹村文近さんに鍼を打ってもらい脱力。「カフェラミル」で読書。西武新宿線で狭山市。午後6時から平山誠総務局長の御尊父の通夜に参列。98歳で亡くなった平山実さんは中国戦線、フィリピンと2度も戦場へ。戦後には骨壷が戻ってきたそうだ。なかには石ころのみ。やがて無事に生還。フィリピンで2年間の捕虜生活を送っていたという。そうした世代が消えていく。先日90歳の誕生日を迎えた中曽根康弘元首相のことをジェラルド・カーティスさんの講演で伺ったとき、木村久夫さんと同い年だということに気付いた。いつも頭の後あたりに単行本『X』が貼り付いている。曹洞宗僧侶の読経を聞きながら、「戦中」と「戦後」を思うのだった。