なにが運命を分けちゃうのか。

スポーツ界のニュースを見ていて、部外者だけど、胸が痛くなる。

水泳界のスーパースター、北島康介選手の引退。
一方で、バトミントンの違法賭博で摘発された２選手。

法を犯すことは、誰が犯したとしても同じように「悪い事は悪い事。」
でも、バトミントンの２選手が、北島選手のように平井コーチのような指導者に出会っていたとしたら？（北島選手が、平井コーチに出会えていなかったら？）
北島選手は、昔、強化選手選考の過程で、身体が固いという理由で選考からはずされていたという。でも、平井コーチが「北島選手の目の光の強さ」を信じて二人三脚で頑張っていこう、と決めたという。「人としても素晴らしい選手になって欲しい」という願いとともに。

誰と出会えるか、で運命は変わってしまうよ。
他にも理由が、なにかあるのかな？

桃田選手と田児選手、正直いって可哀想で仕方ない。２０歳すぎて、そんなの本人の責任でしょ、って批判は当然あると思うけど・・・・小学生の地方のスポーツクラブでさえ、強豪ともなれば戦力になる選手をどのように扱うか。そして、そんな風に接せられて育ったら、どんな選手（人間）に育ってしまうか。本人の勘違い、だけで済まされない現状をつくり出しているのは「大人たち」です、とわかった方がいい。選手に厳しい処分を下すのなら、当然バトミントン協会も、同様の処分を受けるべきだよね。ーと思うのですが。光と影。