これは一体、どういうことなんだろう・・・と思う。
ロシアの要人・・例えば駐日大使とか、の発言。
明らかに、嘘を言ってるのに。。。あまりにも自然に喋っている。
「息を吸うように嘘をつく」ってことなのか。
プロの役者だって、なかなかあそこまでの演技は難しいと思う。
若い頃、役者を志したものとしては・・・・
演技的には・・自分の経験と役との共通点から糸口を掴み、すり合わせていく、ような作業とか
憑依的に、自分と役とを同化させる・・。思い込むことによって、本当のことだと、自分をある意味騙して信じさせる、ような作業・・・が必要かな、と。
でも、思った。恐怖に支配された世界では、独裁者に逆らうことは、死を意味する。
自分、のみならず、家族や、親戚までもが巻き添えにされて。想像し難いけど、多分、そういう世界は存在するのだ。
だとしたら、当然自分の考えは、恐怖の国のリーダーと同じですよ、ということを言えなければ生きていけない、ということなんだなあ、と。なんて悲しい世界。
良心に訴えたらなんとかなるんじゃないか、と考えてしまうのは、
ある意味、平和な世界に暮らしてるから言えることなんだ、と。
人間として恥ずかしくないのか、本当にこんなことをして心が痛まないのか、と責めるのは、
ものすごく残酷な選択を突きつけていることになることに気づいて絶望的になる。
ウクライナの人がロシアが憎くないですか、と聞かれて
「ロシア人は憎くないですけど、指導者は許せない。」と多くの人が答えていて、こんな状況でも、なんてすごい(考え)んだろう、と感じていたけど、そういう事情が、よくわかっているのだろうな。
・・こうまで書いていても、結局、ロシア内側からの(特に若者)新しい時代に新しい国に変えていこう、というエネルギーでしか、この戦争を終わらせることはできないんじゃないのかな。
自由は、決して手放してはいけないものだと思う。
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