日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

突然?偶然?それとも必然?

2013-12-17 13:12:24 | 日々
ゆずの歌う、「ごちそうさん」のテーマ曲の歌詞ですね。
・・・ほんとのこというと・・・こういう’こじつけ’っぽい、というか、’スピリチュアル’かぶれ(ワタシほんとに口が悪いわ~)っぽい言い回し、決して好きではないのです(汗)そんなの自分の思い込みとか、自分に都合のいいとこばっかり切り取って見てるから、そう見えるだけで~っていう考え方の方が好き!(笑)
なのにさあ・・・・なのに・・・誰よりも自分、そういう類いの「かぶれ」に見られてるだろうな~っていう(苦笑)。発言とか、このブログに書いてること。。。そして自分も、偶然にしかすぎない出来事を、必然だったんだな~って、受け止め方を変えることによって「ああ、自分のやってることは間違いじゃないんだ。」って、勇気をもらう、ってこともある。特に弱ってる時、とか迷いの中にいる時。

本屋にいって、なぜか迷いなく引き寄せられるようにあるコーナーにいき、ある一冊の本のタイトルだけが、自分の目に大きく映る。・・・ああ、自分を待っててくれたんだ、って迷いなく購入して早速読む。
会ったこともないのに、その名前は、どうしてか以前に聞いたような気がして落ち着かない。えっ、どうしてだろう?どうして知ってるような気がするんだろう??

なんでこんなこと書き始めたか、っていうと、12/7の奥田瑛二のトークショー・・・以前から、特にファンというわけでもないし、彼の出演作を知ってるというわけでもないのに、しょっちゅうワタシの頭のなかに、奥田瑛二が登場していたの(笑)変でしょ、まったく意味がわからない。(もちろん、そんなこと誰にも言わないよ。ただ、変態って思われるだけでしょ)山形に本人が来るってことになって、びっくりしてもよさそうなものだけど、昨今、独立系で映画作品作っている人は本当に大変だから、自分で宣伝も頑張らなければいけない、そんなに驚くことでもないともいえる。。。ただ、「おっ、ご本人に会えちゃうんですね。」「この作品は、絶対みなきゃ」
ーでも、作品を見た時、これは、「ワタシが見るべき作品だったんだ」ってわかった。作品のなかに、ワタシしか知るはずのない思い出とか、印がたくさん埋もれてた!しゃべってるのは奥田監督なんだけど、過去にお世話になった人たちの姿とだぶってしまった。本当にこういう作品に出会いたかったの。そして昔、ワタシはこういう作品を求めて頑張ってたんだ、ってわかった。なつかしい気持ちになってしまった。作品の内容はかなりハードですが「今日子と修一の場合」素晴らしい作品です。被災地での反響もかなり高いという希有な作品です。山形では1月から公開とのことです。監督に言わせれば、現代社会の問題をつめこみすぎた感はあるけど、それくらいでないと、震災とのバランスがとれない、と。そしてこの作品を支えているのは、主役を演じるワタシが大好きな俳優さん2人(+2)と、あとは、ほとんど無名に近い俳優さん、または全くの素人。どうしてそうしたかは・・・作品を壊さないためには、どうしてもこうしなければならなかったのですね(笑)
時代は、確実に変わったと思います。よくなったのか、悪くなったのかはわかりません。でも、すべてよいことだけ、のはずはないし、悪い事だけ、のはずもないんですよね、物事にはすべて二面性がある。そこが希望なんだとおもいます。