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女子バレー・セルビア戦

2007-11-05 17:49:39 | スポーツ観戦
残念ながら敗れてしまいました。

第一、二セットは終始、セルビアのペースでした。
第三セットから戦術が功を奏したと思いましたが、
第四セットよもやの逆転負けでした。

メダルに黄色信号です。
強豪同士の星のつぶしあいしだいですが、
あと2敗がギリギリラインだと思います。

セルビアの平均身長は190センチ近くで、
日本の最長身の選手でも相手の平均身長にすら満たないのですね。
体力差と比例してのサーブとブロックの差が歴然でした。
レシーブもセルビアの選手は日本に負けていなかったと思います。

第四セットで逆転されたのが日本の現状ではないでしょうか…。
ベンチも浮足立っていたように思います。
相手に走られると試合中に修正がきかないのは
ワールドグランプリの惨敗試合によく似ていたと思います。

勝負どころのサーブミスとチャンスのダイレクトスパイクを
決めきれないのも相変わらずでした…。

第三セットの途中で大山選手が投入されたときに
会場も盛り上がり、彼女の持つエースとしてオーラが
出ていたように思いました。
このとき前衛が全員185センチ前後となり、
相手がブロックを意識してミスを連発しましたね。
やはりある程度の高さは必要なのでしょう。
近代バレーにブロック力というのは不可欠なのでしょう。
試合展開に応じた選手交代という戦術も
もう少し工夫があってもよいと思いました。

どうしても比較してしまうのですが、
先日のケーブルテレビでみた’77年優勝時のエース対角の
白井、前田両選手はアタックは勿論のことレシーブも見事でした。
特に白井選手が相手のフェイントをフライングレシーブし、
すぐに起き上がり、アタックをするというプレーにビックリでした。
今は長身のエースアタッカーはレシーブはそこそこで
許されてしまうようなかんじですが、まさに当時はエースは攻守の要でした。
白井選手は182センチでしたね。
まるで今の高橋選手のように攻守の要でしたよ。
身長の高い選手はレシーブが下手というのは
当時はまったくあてはまりません。

セッターの松田選手もタイミングよいブロックを随所に決めていました。
今のチームはセッターのブロックポイントは計算できないですよね…。
松田選手は170センチくらいだったと思います。
やはり、これくらいがバレーボール選手としてギリギリですね。
4年後、小川選手(161センチ)のときは今と同じで、
上から郎平選手がバンバン決めていました。

強いチームはミスがなく、全員がそつのないプレーをし、
その中でさらに目立つエースと言われるすごい選手がいます。
また、どんな試合展開にも対応できる精神的な強さがあったと思います。

過去を振り返ってもしょうがないのですが、
今の選手は偉大な先輩のプレーぶりをビデオででも
見る機会はないのかと思ってしまいました…。

体格差は昔からありました。
それを技術と戦術で補ってきた日本の伝統を
今の日本チームに求めます。

今のチームも厳しい練習を積んできていると思います。
まだ、終わったわけではありません。
現チームも中国に勝つ、強さがあることは間違いありません。
一試合ずつ集中して、諦めないで勝ち進むことを祈らずにはいられません。

思い入れが強いので、長くなってしまいました

頑張れ、日本!



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