おはようございます。
所長税理士の新井でございます。
いよいよパリオリンピック開幕まで1週間となりました。
この直前に残念なニュースが入ってきました。
未成年の女子体操選手が飲酒喫煙により出場辞退…。
彼女はキャプテンでエースです。
メダルを狙う戦力としては大きな痛手です。
補欠選手の繰り上げも、怪我による交代ではないこと
などの理由により認められないそうです。
ピンチはチャンスととらえて、他の代表選手には
ぜひとも頑張ってもらいたいと思います。
世間をにぎわせているのが、今回のこの措置が厳しすぎるのではないかという声です。
「たかがたばこで…」という側面もあるのでしょうが、
日本の法律で飲酒喫煙は20歳になってからと決まっているわけです。
まして、日本体操協会の行動規範に違反したわけなので、
その競技のオリンピック代表選手たるもの違反してはいけないと個人的には思います。
成人年齢が18歳なのに飲酒喫煙が20歳なのはおかしいという考えももちろんありますが、
これはスポーツ団体の行動規範とは別のことではないかと思います。
オリンピックの強化や派遣には税金が使われており、
国威発揚と結びつける方も多いのではないでしょうか。
となると「たかが」であっても規範に違反した選手は
厳しい措置が取られるのもやむを得ないと思います。
「たかが」「この程度」というラインの決め方も難しいですよね…。
今回の体操選手はこのような行動に至った理由に「プレッシャーがあった」とのことです。
オリンピック代表って各競技で過酷な選考レースがあり、
そこでも様々な悲喜劇が繰り広げられています。
凡人には想像もつかないプレッシャーは、オリンピックを目指す選手には誰もがあるのではないでしょうか。
だからと言って、法律違反である飲酒喫煙に逃げてよいわけではありません。
「たかが」と言っているうちに、エスカレートして取り返しがつかなくなる可能性もあます。
この選手には、しっかり自身を見つめなおして、捲土重来、次のオリンピックを目指してもらいたいと思います。
直前の残念なニュースでしたが、出場する選手には日ごろの努力の成果をいかんなく発揮して、
私たちに勇気と感動をもたらしてもらいたいです。
頑張れ!日本!!