ドラマ「モンスターペアレント」に何となくはまっています。
些細なシーンで考えさせられます。
昨日はエリートの親の話でしたが、親とのやり取りよりも
弁護士事務所での米倉涼子さんが演ずるエリート弁護士と
部下とのやり取りにハッとさせられました。
新人の部下の仕事の仕方に容赦なく指摘するエリート弁護士。
まわりも多少引いてしまい「相変わらず厳しいことで」と一言…。
エリート弁護士は
「私は間違っているかしら?」
「仕事はそんなに甘くない」
と一蹴。
仕事は厳しいですから当然妥協は許されません。
ただ…。
まわりもすべて自分と同じでなくてはならないと
思っているところに少し「?」という描き方です。
先日、終わったドラマ「監査法人」でも
とあるシーンで義母が主人公に
「相変わらず正しいことだけを言うのね…」
「清廉潔白で、相手のやっていることに
けちをつけることが商売だけのことはある。」
と一言…。
(↑スイマセン。多少曖昧です…
)
この二つのシーンに考えてしまいました…。
理路整然と正しいことを言い、相手の逃げ道をふさいでしまう。
ドラマのように高飛車な言い方はしていない(つもり)ものの
私にも当てはまっていたことがあるように思います…。
このことは娘が生まれてから気づかされました。
あるとき娘を注意していると娘はしどろもどろになったことがあります。
私はそこまで追い込んだつもりは無かったのですが、
私の注意の仕方が娘の逃げ道をふさいだのでしょう。
考えてみると怒ったり、注意したりするときの私は誰に対しても
相手の逃げ道をふさいでしまうものの言い方をしていたと思います。
逆に勤務時代に私も上司から逃げ道をふさがれて怒られたこともあります。
ドラマでは弁護士、会計士でしたが
税理士も含めて「士業」の仕事にはありがちなことです。
では、このやり方は正しいのでしょうか???
この二つのドラマの落ちは
「正しいことを言っても、役に立たなくては意味がない」
「何が正しいかは人それぞれ違う」
という感じでしたが、本当にそのとおりですね。
相手を説得するのに時には理路整然とした話し方は必要でしょうが
交渉ごとや人間関係においてそれが必ずしも
本当に「正しい」とは限らないのですよね…。
近い将来私も雇用関係で部下を持つことになると思います。
部下は失敗もするでしょう。
それは仕事として厳しく対処しなくてはならないと思います。
ただし!
厳しいの意味合いをしっかりと考えていかなくてはならないですね。
相手を追い込むだけでは何も生まれません。
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