■GWに高速バスの痛ましい事故がありました。バス会社は、36個の法令違反があったそうです。「36個の違反とはすごい数だ」と思われたのではないでしょうか?しかし、細かいところまで見られると、36個ぐらいはすぐに違反事項が見つかるかもしれません。
■この機会に主な項目を【チェック】してみてはいかがでしょうか?
1.労働契約(労働条件通知書)を書面でつくっていますか?
【YES・NO】
2.時間外・休日に関する協定書は毎年労働基準監督署に提出していますか?
【YES・NO】
3.就業規則は労働基準監督署に提出していますか?
【YES・NO】
4.給料から無断で組合費、購買代金、社宅費、社内預金など引いていませんか?
・・・この場合の労使協定を結ぶ必要があります。
【YES・NO】
5.定期健康診断(労働安全衛生法(定期健康診断))は1年に1回実施していますか?
【YES・NO】
6.雇入れ時の健康診断では行っていますか?(労働安全衛生法)
以下の11項目について受診させなければいけないとされています。
健康診断における法定受診項目・・・(1)既往歴、業務歴の調査(2)自覚症状及び他覚症状の有無の検査(3)身長、体重、視力、聴力の検査(4)胸部X線検査(5)尿検査(6)心電図検査・血圧の測定(7)貧血検査(8)肝機能検査(9)血中脂質検査・血糖検査
【YES・NO】
7.賃金台帳に法定必要記載事項は載っていますか?
・・・安い給与ソフトを使っている場合は要注意!今すぐご確認を。
(1)氏名・性別(2)賃金計算期間(3)労働日数(4)労働時間数(5)労働基準法第36条(時間外及び休日の労働)の時間外労働・休日労働・深夜労働のそれぞれごとの時間数(6)基本給、手当、その他賃金の種類ごとにその額(7)労働基準法第24条(賃金の支払)の規定によって賃金の一部を控除した場合には、その額。
【YES・NO】
8.雇用保険に加入させなければならない従業員をはきちんと加入させていますか?
(1)1週間の所定労働時間が20時間以上
(2)31日以上の雇用見込みがあること
の2つの要件を満たした場合、パートタイマー・アルバイトであっても加入義務が生じます。
【YES・NO】
9.社会保険に加入させなければならない従業員をはきちんと加入させていますか?
(1)1日又は1週間の所定労働時間および
(2)1ヵ月の所定労働日数が、通常の社員のおおむね4分の3以上
の2つの要件を満たした場合、パートタイマー・アルバイトであっても社会保険の加入義務が生じます。
(例)正社員の1日の所定労働時間が8時間、完全週休2日制の会社の場合。
その会社で働くパートタイマーが1日6時間、1ヵ月の所定労働日数が16日以上の場合、(1)(2)の両方の要件を満たしますので、社会保険の被保険者となるのです。
【YES・NO】
10.残業手当の計算方法は正しいですか?
【YES・NO】
【NO】になった項目は修正しましょう。
この項目はあくまで、労働法の主なものだけです。他の法律にも注意してください。