世界卓球、女子ダブルス・混合ダブルスともに決勝進出しましたが、
中国の分厚い壁に跳ね返され、銀メダルとなりました。
大健闘だとは思います。
しかし、打倒中国に燃える選手たちからすると、
あと一歩の壁が越えられない悔しさも伴っていると思います。
張本選手が「あと一歩だが、その一歩がかすりもしなかった」とコメントしています。
中国選手は本当に強いです。
想像を超えるスーパーショットを食らって、意気消沈…。
これが負けるときのパターンです。
スーパーショットを食らっても、流れを渡さないメンタルと技術。
大変大きな課題ですが、打倒中国を果たす時が必ず来ると思います。
ダブルスではすべて、メダルを獲得した日本ですが、
シングルスでは準々決勝進出止まりでした。
女子は健闘するも男子は大苦戦でした。
まずはシングルスで個の力をつけることが、
打倒中国を果たし、世界一になるには必須だと思います。
ここで注目したいのが、スウェーデンの選手です。
男子ダブルスで中国を2回も破り優勝し、男子シングルスでも決勝進出です。
過去、スウェーデンはベンクソン選手、ワルドナー選手、パーソン選手と世界チャンピオンを輩出しています。
特にワルドナー、パーソン時代はあの中国でさえ寄せ付けない強さでした。
約20年に一度、スウェーデンは強くなります。
強化の秘密が何かあるような気がします。
日本チームもスウェーデンに学ぶところがあるのではないでしょうか。
ドイツチームもボル選手という突出した選手に追いつくよう
後輩選手が力をつけていき、強国となりました。
大黒柱の水谷選手が引退し、張本選手も今はまだ
そのプレッシャーにつぶされてしまっているように思います。
シングルスでの敗戦を糧に、個の強さを身に着け、
世界一奪還の日が来ることを期待してしまいます。
頑張れ!日本!!