宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

鳩山政権への道程

2009-05-17 05:44:00 | 政治
小沢さんが辞めてしまって、民主党が自民党に勝てる要素が極めて弱くなってしまった。
まだそういうところが、弱いところなんだなあ・・・と、思わずにはいられない。
小沢さん自身「民主党は子供だ」と言ってるが、本人自らがそうなのではないだろうか?
官僚から権限を奪いにいくのであるならば、政権を捕ってから奪いに行くのではなく、折角の検察の敵失かも知れぬのであるのですから、ここぞのチャンスを生かせねばならなかったのです。権限の無い内から捕りに行くのが正道です。
相手の最後の砦の検察の攻撃は、めったに訪れない最大のチャンスでもあったのです。それからの敵前逃亡に、二代目の弱さが露呈してしまったようです。
まあそれはそれとして、小沢さんもトップは似合わないのでしょう、健康不安もあるでしょうし、年齢もあったのでしょう、口下手のコンプレックスもあるかも知れません・・・・・裏で動かすのが性に合っているのだと思う・・・・だからそのチャンスを生かせなかったと、思うのが普通です。

後を受けた鳩山さんですが、彼も二代目で、自民党麻生さんの悪巧みには多分、負けます。相手を責める言動ではなかなか卓越したものがありまして、昔に比べては格段の違いがありますが、責められる立場になった時の言い逃れ術は果たしてどうなのでしょうか・・・・?また麻生さんには、後ろに策士、安倍さんや漆間さんという強力な助っ人が、てぐすね引いて待っていますから、それらの策謀に乗らずに上手に対応できるかが焦点ですね。
それには、力強いスタッフの布陣を敷かねばならないでしょう・・・・
鳩山さんのソフトタッチを生かすには、問題を生み出さなく、海千山千の自民党及び官僚官庁のあら捜しに負けぬだけの豪腕メンバーの人材が必須です。
それを乗り越えてこその実力勝負なのです。
今回はそれこそ、前とは違って実力で勝ち取る野党の政権になるのですから、それだけの覚悟が必要なのです。自民党も麻生さんですから、ありとあらゆることをしてくるのは、今までの成り行きをみても分かることでありましょう・・・・・心からの応援歌を送ります。一矢報いてください・・・・・