宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

安倍さんのやってきた事、忘れないでね。

2007-07-21 22:47:36 | 政治
さては皆様方、安倍さんの指示による「やらせミーティング」を忘れなきよう。

35年も前の朝鮮総連の犯罪を今更に暴きだした張本人である事を忘れなきよう。

中国での済んでしまった筈の外交官自殺問題を、何処からかの資料から引っ張り出して、再び追求しだしたしつこさを忘れなきよう。

今年2月には社会保険庁から今度の問題を指摘されていた事を忘れてはならない。多分、その為のドサクサ作りの「強硬採決」だものな。

国会も衆議院も参議院も、この人には無用の長物なのではないかい皆の衆。
審議の形作りのためには、一応・・・一応は置いておく必要があるか?・・・世間体、いや、世界的に格好だけはつけないと、何んて後ろ指されるか分からないものな。

最初の訪中、訪韓ガ出来たのも、ODA援助が前提の「取り敢えず、見掛け上の仲良しゴッコである」頭下げっ放しの出来事であった事を忘れなきよう。

中国包囲網の「弧」をオーストラリア、台湾、インド、中近東で作ろうと画策している張本人である事を忘れなきよう(何を考えているのだか・・・・?)

共謀罪を作ろうとした張本人であることも忘れなきよう(その後の作る予定の組織は、特高警察なのか?)

最も罪深き行いは、「一部の弱い国に対して、攻撃的志向を持つ日本人たちをそそのかして、60年もの長きに渡って平穏をもたらせてくれた、手かせ足かせ憲法を「戦争をしてはならない国から・・・戦争(テロ)が出来る国に、しても良いよ、の国にしようとする」日本が折角築き上げてきた安全国家という信用力を変質させようと試みる愚かさに集約されて、言葉もないが、それも安倍さんのやろうとしている事を忘れなきよう。

これからの戦争もテロも、ミサイルの撃ち合いの時代なのだから、豊富に持っている中国や北朝鮮と争うことなど、出来やしないのだ、それは日本を焦土にしてしまうことなのだ。くれぐれも太平洋戦争と同じレベルで、これからの戦争を考える事のなきよう。

アメリカは、中国との戦争は、中露相手にやらなければならない戦争になる事が分かっているのであって、
それは同時に日本と中露との戦争でもある訳だ。
従って、北朝鮮とアメリカが手を結ぶのは必然であって明白な事なのである。

この首相の今までのような策動によって、愚かであさってな選択などして欲しくないのだ。
世界の潮流、アジアの潮流(思想、主義を越えた国と国との合同) 
を日本が堰き止めれば、イラク後の穏やかにならなくてはならない(必然の穏健路線)アメリカの、怒りを買う事になるだろう。

安倍さんは選挙中「成長か?逆行?か・・」と叫んでいるが、もうすでに成長の折り返し地点にきているのであって、成長できる要素は無いに等しい情勢を理解しないで、無闇に成長させようと企図するのは、ひずみ、歪み、たわみの限界点が分かっていないことなのである。今、もう臨界点に達しているだろう?・・・・それが分からぬか!

近々落ち行く老大国日本経済の衰退も視野に入れた外交の展開も考えられる逸材でなければならぬ。
分かりきった日本経済の衰退は、世界各国への影響力の衰退でもある訳だ。
経済、軍事、政治、金融、他、良し悪しにつけ、あらゆる分野での影響力の超大国にならんとする中国をサミットに加えるについて、安倍さんは(NO!)と言った。
常任理事国入りを否定されたお返しであろうが、これは適切な判断か?
今後の中国の影響力、今後の日本の各種分野に於ける影響力の減少をよくよく勘案してみれば、敵対視、或いはライバル視するなど、愚の骨頂なり。

これらの策士的行い、愚かなる選択を見せ付けられれば、彼はこれからの日本国を運営させるには適切な人材とは言えぬ。じゃ小沢さんか?と言えば分からぬ?
まだ未知数であるからだ。
ただ怖れるは、民主党が政権を取ると、憲法改正論者が多い事の災いがあって、大政翼賛会風となり、むしろ逆に一気に加速してしまう可能性を秘めている、のが恐い・・・・
慎重に舵取りをしてほしいものだ。

ここで私の反省がまたひとつ・・・・・米朝協議がこれほどまでに順調に推移するとは思わなかったので謝ります。
アメリカの柔軟姿勢と積極姿勢と解決しようとする姿勢と、踏ん切りが、思ったよりも強かったのと、北朝鮮の大局観、歩み寄り観、アメリカの誠意ある努力に対する評価の高さが、予想を遥かに越えていました。

それともキムジョイルさんの病気が相当進んでいて、早くに解決に向かわせたかったのでしょうか・・・・?
アメリカの歩み寄りの大元は、やっぱり大統領選挙での共和党の突き上げられて置かれている立場からなのでしょう・・・・?このままではお話になりませんからね。
日米共に置かれている立場が、内容こそ違えども良く似てますな。