宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

戦争と平和

2007-06-11 22:39:10 | 政治
日本の昔、まあ戦前の事でしょうか、愛国右傾に染まって、天皇教にも染まって、散々のワルを行った。この時期、時代をワルの時代と認識するか、しないか、は、とても重大な考え方ですね。
「悪かった」「おかしかった狂っていた」と思わないレベルの国、人なのであるならば、同じ「愚」を繰り返すのは自明なり。
その「愚」を繰り返す人、国の発生したる可能性を予測するから、永世中立国たるスイスは武器を持つ。度重なる戦い、そして戦争を目の当たりにしてきた、幸いにして高度に位置する国であったからこそ、その土地、各種資源、の奪い合いから遠ざかって、高みの見物をしてもいられたのだ。

島国日本との戦争は今後、ミサイルが主力兵器であろう。
だから北朝鮮も通常兵器を捨てて、対日本戦用にミサイル開発を進めてきたのであろうと思える。早くから、やるなら日本との戦だ!という意識を持っていたように思うことができる。
雲上から落ちてくるかも知れないミサイル戦では、自衛隊による戦争ではなくて、一般民衆がミサイル及び化学兵器、核兵器と素手で戦わなくてはなるまい。
自衛隊が外へ出ての結果オーライの大活躍をすればするほど、その自衛隊によって恨みを買う他国との諍いのタネになるのだろうかな・・・・?

えらいこっちゃ!ね?
それでも「被れて」いる、もどきの方々は、国粋主義の方々もひっくるめて、北朝鮮を挑発したがる。
北朝鮮だけでなく、中、露、米、台、韓、豪までもいたく刺激したがる、右傾愛国のもろもろ全てが、狡賢い過去の日本を思い起こさせ、各国の癇に障るのだ。
真に強い心は優しい心、大きな心、許せる心、余裕の心、それが憲法の言わんとするところ、
決して腕力(武器)が、影響力、発言力、信用力を決めるものではない!事を教え諭しているだろう!
自ら制御、抑制の出来ぬであろう腕力は、憲法で謳って抑えてが丁度良い。
必要過多、持て余しの腕力は、それを制御できる心が無ければ自滅する。
そして日本には、いまだに制御、調節できる能力は全く無い!残念だが、バブルの例を出すまでもなく、全く無い!
腕力を自慢する人、威嚇に使う国では、良識の他人、他国は離れる。
やたらの強さを持ちたがる、憧れる、自慢する、実証したがるのは、結果に無頓着な若輩者たちだけだ!
そら!見ろ!自衛隊は、反戦自衛隊員を恐れ、国民を監視する。国民を守ると言うより、国民も油断できぬと敵視して睨みを効かせるのだ!

こんな事を書いている私は、自衛隊に目を付けられているのだろうな・・・・?

流石に安倍さん、選挙前通例のリベラル旗の掲揚だが、笛吹けど踊らず、一度の信用の失墜、下落は易々とは上がってはくれぬ。
自民党共々、必死に旗を振る姿が惨めで哀れだ、不徳!!
右傾に染まりし、彼らと彼女らはどうした?安倍さんはおのおの方の代表選手ではないのか?
結局は策士(分かっていて、確信犯のうやむや採決強行突破)が策に溺れる典型でもあるだろう。そこまでは人々もお人好しではないぞお!ってところなのか?
それとも、春先のストライキと同じく、やっぱり自民党でシャンシャシャンなのか・・・・?