パソコンやメール廃棄=データ解析、受領で使用―ノ社元社員改ざん隠蔽か・東京地検(時事通信) - goo ニュース
2014年6月13日(金)21:53
製薬大手ノバルティスファーマの高血圧治療薬ディオバンをめぐる論文データ改ざん事件で、元社員白橋伸雄容疑者(63)が、京都府立医大の臨床研究データの解析に使用した個人用パソコンを頻繁に買い替え、メールなども廃棄していたことが13日、関係者への取材で分かった。
白橋容疑者がデータ改ざんを隠蔽(いんぺい)しようとした疑いがあり、東京地検特捜部は経緯を詳しく調べる。
関係者によると、白橋容疑者は、京都府立医大の臨床データを神戸市のデータ管理会社から個人のメールアドレスで受け取り、自分のパソコンに入れたソフトウエアを使って解析作業をしていたという。送信されてきたデータは書き換えられないようにするデータロックなどの処理はしていなかった。