人々の意識を大きく変えたあの地震
東日本大震災が起きてからもうすぐ2年になるんですね。
死なない! 死なせない! 大震災から家族を守る! | |
世界文化社 |
発売日: 2013/2/13
内容紹介
阪神・淡路復興対策本部事務局長だった防災のプロ・三井康壽氏による、家庭のための防災の心得。
防災に関する備えや対応策の本は数多くありますが、いわゆるノウハウ本ではどこまで準備しても不安を完全に消すことができず、安心できる気持ちをもたらしてはくれません。
この本では、都市で直下型地震が起きたとき、どのようなことが起こり、行政などはどのように動くのかという基本的な解説から、更に一歩先に進んだ、私たちがどのように災害に向き合っていけばいいのかまでを解いていきます。
この地震大国の日本では、何も備えずに暮らすことはあまりに無防備で、いざ大切なものを失ったときに初めて私たちは悔やむことになります。
実際にコトが起きてから悔やまないように、悲しまないように、自分が死なない、家族を死なせない心得と防災術を紹介します。
目次
第1章 日常の防災が家族を守る!―自宅編(阪神・淡路大震災では8割が即死。その原因は建物倒壊でした
「筋かい」を設置して助かった町工場の家族について思うこと
震災時のケガの多くは家具の転倒・落下・移動が原因です ほか)
第2章 日常の防災が家族を守る!―外出編(大地震発生直後から電話は通じにくくなります
阪神・淡路大震災の教訓から災害用伝言ダイヤルが始まりました
東日本大震災では街じゅうに「帰宅困難者」があふれました ほか)
第3章 おさらいチェックポイント(日常の防災チェックリスト
毎日の備えリスト)
【著者について】
1939年生まれ。元国土事務次官。博士。1996年当時、国土事務次官、
総理府阪神・淡路復興対策本部事務局長を併任した。
【編集部からのコメント】
東日本大震災が起きてから、もうすぐ丸2年。阪神・淡路大震災が起きてからは、18年が過ぎました。震災は忘れえぬもの、そしてまた起こりうるものとして、いつも私たちの身近にあるものです。
家族のために、そして自分のために、命を守る方法、そして実際の悲しみを減らす方法を、日々意識して生活していただく…
そんな手助けの一冊になれば幸いです。