こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第7章・・空色の種を探す旅・・・私とルナと一緒に空色の種を探すのどかな旅に出ませんか~♪

追憶

2022-08-13 14:23:57 | 空色の種を探す旅

アメリカン・ブルーです。

 

お盆・・・いかがお過ごしですか~?
大雨情報や台風進路など、
気になるニュースが流れています。
仙台市内は今のところ穏やかです。

我が家は、今年もお墓参りには行かず、
今朝、家に置いている双方の両親の写真
夫の姉と義姉の写真
そして、先代犬コロンの写真に手を合わせました。

「おふくろの誕生日っていつだった?」
夫は、いわゆる記念日的なものが覚えられない人で、
必ず聞いてきます。
「確か義姉さんも同じ日だったよね?」
「7月12日です。
その日はもうひとつあるんですよ。」
「えっ? なんの日?」
「コロンの命日です。」

 

 

時々、「ルナのお姉ちゃん」
そんな表現で登場しますが、
私のブログ開設以前のことなので、
ルナのような想い出画像もほとんどありません。


    

 

お盆なので・・・
ほんの少し、コロンの話をしようかと思います。
我が家へ来たのは息子が小4の時でした。
盛岡のブリーダーさんから分けてもらって、
生後40日・・・手のひらにも乗る小ささでした。
お隣さんだったコンビニへ、
私のエプロンのポケットに入ってご挨拶。
祖父母も両親もチャンピオン犬と言う
それは素晴らしい血統書でした。
「ガーネット」という名前がついていました。
トリミングサロンでは、
「こんなダックス見たことがない!!」
そう褒められるほど良い子でした。
とても小食で、
気に入ったもの以外食べませんでした。
体重は晩年まで5㌔を越えることは無く、
鼻筋の通った美人さんでした。
私が何を食べようと、
膝の上に乗っていても、
「それちょうだい」って言うことも無く、
誰かさんとはそこが大きな違いでした(笑)

 

 

そこから11歳という今では短命の生涯でしたが、
息子が就職で東京へ行ったのが3月末。
その年の夏に虹の橋を渡りました。
乳腺炎からの乳がん発症で、
「避妊手術をしていれば・・・」
そう言われたことがショックでした。
ルナには、早々にその対処をしました。

息子が家を出て・・・
4か月後にはコロンも居なくなってしまい、
ぽっかり空いた心を埋めるように、
パソコン教室へ通い出し・・・
そこで校長先生に勧められ、
ブログを始めるきっかけになりました。
ルナが我が家へ来たのは、
コロンが逝って1年3か月後のことでした。
ルナが、今度は私に楽しい別世界を作ってくれました。


あれから14年にもなるのですね。
コロンの遺骨もまだ家に置いています。
手放せなくなってしまっています。
夫は「みんな俺が抱えて逝くから・・・」
そんなことを言っていましたが、
もうこの歳になると、
どっちが抱えて逝くのやら~(笑)
笑ながらそんな話をする年齢になりました。



 

盆の13日にこんなことを言うのは
親には申し訳がないのですが、
私が大号泣したのは、
夫の病気を知った日
ひとり息子を東京へ見送った日
そしてコロンとの別れの日。。。
親との別れの日は、
はらはらと流れる涙だったと思います。

 

13歳になったルナ
食いしん坊でおデブさん
てんかんの薬を飲みながらも、
お茶目で楽しいチャーミング派 
まだまだ元気で過ごしてほしいと願っています。


ベランダでは、トレニアの花が元気です。

 

 

 

コメント (10)
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