アメリカン・ブルーです。
昨年3月に大事な友「みちみちさん」を見送りました・・・
脳の「プリオン」と呼ばれるたんぱく質により
神経細胞が壊れてしまう病気
「プリオン病」と呼ばれる難病でした。
手術もできなく投薬もなく・・・
急速に進行する認知症を呈して
発症後平均1~2年で100%死亡する
人類が経験したもっとも悲惨な病気の1つと言われています。
3月9日が一周忌でしたが
諸事情あって・・・遅くなりましたが
ようやく昨日お墓参りに行ってきました。
1週間ほど前にご主人さまにお伺いしたいと連絡
その日の前日に埼玉まで入って
前から一度行って見たかった「秩父」へ宿泊することにしました。
芝桜で有名な「羊山公園」
芝桜の丘
見頃には1週間ほど早かったようですが・・・
芝桜の見頃もさることながら
「秩父」と言う場所と、この丘へずっと来て見たかったのです。
桜はほぼ満開でしたが
宮城県のやくらいガーデンを想わせる
この何とも言えない里山感に癒されますね。
実は、ブログを通じて15年前に知り合った
「みちみちさん」ですが
彼女のお宅のお庭の芝桜が見事で
毎年、春が楽しみでした。
昨日、玄関に着いてびっくりしました。
「待っていたわぁ~🌸」
そんな彼女の声が聞こえるかのように
敷き詰められた芝桜が迎えてくれました。
この季節には、オープンガーデンのように
門扉を開放して道行く人にも見て欲しい~♪
そう言っていたものでした。
ただ・・・もしかしたら・・・もう・・・
そんな私の不安を打ち消して
変わらない、いえいえ、むしろそれ以上のお庭になっていました。
遊びに来てね~
赤いテーブルでお茶をしましょうね~
ブログ画面でいつも見ていたテーブルはそのまま・・・
芝桜とコラボするイベリス
実はこちらは10年ほど前のみちみちさんのお誕生日に
花の苗を集めてバスケットに入れた花籠を🎁
その中のひとポットだったのですが
彼女の育て方が上手で
とてもたくさん増やして
後に私にもお裾分けを送ってくれたほどでした。
「ポキポキして植えると直ぐに増えるわぁ~」
そう言っていましたが
私にはどうしても「ポキポキ」が理解ないままでした。
濃いピンクの芝桜の面積が2倍以上に広がっていました。
旦那さまに聞いてみると・・・
旦那さまが将来的に手に負えなくなるだろうと
病気が解ってから、花木類は抜いて
水鉢類も処分し
そこに芝桜を植えると言って
苗を買い足して広くこの濃いピンクを植えてたそうです。
他の色も植えたら?と言うと
「この色が良い」と言うので・・・と。。。
おそらく、彼女の中での芝桜の丘
そして、もっとも消えることが無い品種かと思います。
みちみちさんのブログに確かあったはず!!
何年間ぶんの芝桜の画像
「秩父の芝桜を見てから家の庭にも植えたくなった」
そう書かれていることを想い出して
「秩父」を訪ねながら・・・
彼女の想いに触れる小さな旅をして来ました。