今はどちらかと言うと児童書にハマっていますが、10年以上前、初めて読んだペーパーバックはPenguin Readersのレベル3の本だったと思います。大人の学習者向け。だいたいは理解できたと記憶していますが、その時は子供向けの本を読むなんてことは全く頭にありませんでした。だって大人なんだから。かといって、大人向けのペーパーバックは読めない。→GR(学習者向けでレベル別、語彙制限があるもの)オンリーでした。
途中、何年も本を読んでない時期がありましたが、児童書は大人向けではないという間違った考え方は、つい数年前まで続いていました。それが、何かで読んだ児童書がとても笑えて、面白かったのをきっかけに、児童書を読み始めました。大人でも楽しめるんだーという発見と、よくよく考えてみればネイティブ向けの本が読めたことに調子付いていたのかも。しかし、知らなかったとはいえ、YL3~YL7くらいの本(SSS英語学習法を知ってから分かった・・・)ばかりで、初期に読む児童書のレベルとしてはかなり高めでした。かなり無理して読んでるところもありました。(YLとは本の読みやすさを示す、読みやすさレベルのこと。SSS英語学習法研究会の分類)
あまりやさしい本は勉強にもならなければ楽しめないのでは?、というとんでもない偏見を持っていたからです。YLゼロからはじめるのが良いとわかってもはじめのうちは、半信半疑。そこまでレベルを落とす必要もないのでは?と思ったし、文字の少ない絵本を買うのはもったいないような気がして・・・
しかーし!読んでびっくりYLゼロ~YL2の児童書の面白さ!夢中になって読んでいました。英語的にも本当に勉強になります。レベルが高い本より発見が多いし、身になっているような気がします。そこそこ読めるからと言って児童書やYLゼロをバカにしていた自分こそがバカだなーとしみじみ思うのでした。
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