情報 作者:Henry James ジャンル:ヒューマン 古典 種類:ペーパーバック、GR YL:3.5 ページ数:76ページ 語数:15000語 おすすめ度: Macmillan Education このアイテムの詳細を見る |
ストーリー
スイスの小さな街Veveryにおばを訪ねて来ていたFrederick Winterbourneはアメリカ人の若い女性Daisy Millerに出会う。Daisyの形式にとらわれない言動に戸惑いつつ、彼女に惹かれるWinterbourne。
ある日、Chillon城へ出掛けた二人だったが、Winterbourneが明日Genevaに帰らなければならないと話すと、突然怒りだしたDaisy。そんな彼女を普通じゃないと思いつつ、その自由奔放な言動は、ことのほか彼をひきつけた。
感想
Daisyが主役というわけではないんですね。Frederick Winterbourneから見たDaisy Millerという女性。
男の人と二人で出歩いたり出かけたりという、今だったら特にどうってことのないDaisyの言動。周囲からしてみればかなり不埒。変な眼で見られてます。窮屈な時代&社会です。Daisyは自分に正直で、ちょっと勝気なだけなんですが、Winterbourneは面喰って、内心戸惑うばかりで、女心が全く分かっていない様子。gentlemanすぎるんですね、きっと。Daisyが何度か彼に突っかかるシーンがありました。どこかの時点で、Winterbourneが本気で彼女にぶつかっていったら、こんな結末はならなかったのでは、と思ってしまいました。
久しぶりにGRを読んだら、何となく言葉が足りない印象を受けてしまいました。その場の気持ちや、状況をズバッと言えてない感じです。内容も英語ももどかしかった。
そうなんですよね!私も最近GRを読んでますが、言い換え可能な単語って、そのものズバリではない、という印象を受けますた!
YL2のあとにYL1を読んだら、さらに分かりにくかったという・・・>汗
普通の本に限りますね!
なにはともあれGRの在庫を片づけないと(^_^;)