あんず☆のペーパーバックはお宝箱

英語多読始めました&英語多読始めましょ♪
~めざせ!1000万語!~

あんず☆からのお知らせ

★現在の登録洋書数600冊以上(9/4)★語数1200万語(2011で終了)★お断り・当ブログや英語学習に関係のないコメントやトラックバックなどは削除させていただきます。なにとぞご了承ください。

Crime and Punishment(Penguin Readers Level 6)

2009年10月23日 | ★YL6~
Crime and Punishment

Penguin

このアイテムの詳細を見る
情報
作者:Fyodor Dostoevsky
ジャンル:ヒューマン 古典
種類:パーパーバック、GR
YL:6.5
ページ数:100ページ
語数:32748語
おすすめ度:


ストーリー
お金がないために大学を中退せざるを得なかったRodion Romanovitch Raskolnikoffは部屋に閉じこもり、食べるものにも事欠くような生活を送っていた。そんな彼の中にある考えが浮かんでいた。街の強欲な金貸し業老婆の殺害計画だ。金のためではなく、貧しい人たちのため。法を犯してでも打破しなければならないものがあると考えたからだ。
Raskolnikoffは老婆が一人の時を狙い、斧で殺害。しかし帰ってくるはずもなかった彼女の義理の妹と鉢合わせになり、善良だった義妹すらも殺してしまう。

感想
以前から内容が気になっていたドフトエフスキーの『罪と罰』。第一に主人公が殺人犯というのは、やはり感情移入しにくいです。変な理屈を唱えてるし。でもいろいろな雰囲気があり、序盤はサスペンス的でスリリング、その後はヒューマン的であり、ミステリ的であり、ラブストーリー的でもあります。難しいところもありますが、GRなので、気ならない程度。
何が難しいって、ロシア人の名前が一番難しい。主人公のRaskolnikoffはじめ、友人のRazoumikhimはまだいいほうで、Svidrigailoffはお手上げ。名前でいちいち引っ掛かって、最後まで慣れることはありませんでした。
そういう意味でも、本来であれば、このようなレベルが高い古典英語圏以外の作品、と高いハードルが3つもそろっている作品は、もっとこのレベルに慣れてから選ぶべきものらしいのです。やっちまったよ感はありますが、文庫本、上中下のボリュームのものを、かいつまんでコンパクトに読むことができたので、これはこれでよしとします。もうちょっとレベルアップしてから・・・。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする