初めてペット以外に生き物を飼いました。
田圃にいる合鴨君達は、とても生き生きしていて楽しそうでした。
今は稲に穂が出始め花が咲きだしたので、田んぼには置いておけません。
飼育小屋に収容したのですが、なんとなく元気がありません。
やはり水鳥は、水のある風景が似合います。
現在修君は小屋の外になんとかプールを作ろうと思案中です。飼育本によると
飲み水さえあれば、生きていけるのだそうですが、
狭いたらいにギュウギュウ入って水浴びしている
合鴨君達を見ると不憫でなりません。
でも、鴨肉にするだけならば、水(水道代)にお金をかけると利益が減ります。
とても複雑な気持ちです、田圃で一生懸命働いてくれた合鴨君達を
今度は太らせて食べようとしている自分たちに・・・
たとえばこの合鴨さんですが、左足を骨折しているらしく歩けません。
とうとう、餌も口にしなくなりました、鳴き声も上げません。
このままでは今夜あたり死んじゃうでしょう。
私はどうしてもこのように体が動いてしまいます。
餌を口に運び・・・
水を飲ませます。
濡れた地べたでは体が冷えてしまうだろう、
弱れば他の子たちに突かれるだろうと・・・
家に連れてきてしまいます。
修君も頑張れよ~と励まし「よしよし」と頭をなでています。
私達はとっても矛盾した行動をしています。
家禽であるならば、一人で餌も食べれなく、良質の肉にならない合鴨なぞ
淘汰すべきです。
労働力の計算をしたら割に合わないことです。
でもこの愛くるしい瞳で見つめられると、次の行動(処分)に出れません。
そしていたずらに命をながらげる為に、スプーンで餌を与えます。
怪我した箇所も痛むのだろう、衰弱して呼吸も浅い、
自分の行動はまるでペットに対してのようです。
矛盾しています。
誰か教えて欲しいです。私のこの感情の処理の仕方・・・
私はお肉が好きです、牛乳も卵も魚も食べます。
その為に
1年と数か月で最高級の牛肉になる為に飼育される子牛。
牛乳を頂くために、次々と出産させ、子牛の飲む乳を飲ませて頂く乳牛。
豚肉も鶏も同じ・・・
合鴨とて同じです、殺して食べる為に生かして(飼育)、そして殺す。
その現実に向き合わねばなりません。
自分の手で殺して食べるのか、人の手を介した物を食べるのか、
この小さな合鴨君のやや熱っぽい体温を感じながら、気が重くなるあみでした。
言い聞かせよう、この子には名前はない合鴨君であるだけだ。家禽なのである。
今日はあえて合鴨肉の解体の本を読んで寝よう、私達は百姓になるのだから・・
田圃にいる合鴨君達は、とても生き生きしていて楽しそうでした。
今は稲に穂が出始め花が咲きだしたので、田んぼには置いておけません。
飼育小屋に収容したのですが、なんとなく元気がありません。
やはり水鳥は、水のある風景が似合います。
現在修君は小屋の外になんとかプールを作ろうと思案中です。飼育本によると
飲み水さえあれば、生きていけるのだそうですが、
狭いたらいにギュウギュウ入って水浴びしている
合鴨君達を見ると不憫でなりません。
でも、鴨肉にするだけならば、水(水道代)にお金をかけると利益が減ります。
とても複雑な気持ちです、田圃で一生懸命働いてくれた合鴨君達を
今度は太らせて食べようとしている自分たちに・・・
たとえばこの合鴨さんですが、左足を骨折しているらしく歩けません。
とうとう、餌も口にしなくなりました、鳴き声も上げません。
このままでは今夜あたり死んじゃうでしょう。
私はどうしてもこのように体が動いてしまいます。
餌を口に運び・・・
水を飲ませます。
濡れた地べたでは体が冷えてしまうだろう、
弱れば他の子たちに突かれるだろうと・・・
家に連れてきてしまいます。
修君も頑張れよ~と励まし「よしよし」と頭をなでています。
私達はとっても矛盾した行動をしています。
家禽であるならば、一人で餌も食べれなく、良質の肉にならない合鴨なぞ
淘汰すべきです。
労働力の計算をしたら割に合わないことです。
でもこの愛くるしい瞳で見つめられると、次の行動(処分)に出れません。
そしていたずらに命をながらげる為に、スプーンで餌を与えます。
怪我した箇所も痛むのだろう、衰弱して呼吸も浅い、
自分の行動はまるでペットに対してのようです。
矛盾しています。
誰か教えて欲しいです。私のこの感情の処理の仕方・・・
私はお肉が好きです、牛乳も卵も魚も食べます。
その為に
1年と数か月で最高級の牛肉になる為に飼育される子牛。
牛乳を頂くために、次々と出産させ、子牛の飲む乳を飲ませて頂く乳牛。
豚肉も鶏も同じ・・・
合鴨とて同じです、殺して食べる為に生かして(飼育)、そして殺す。
その現実に向き合わねばなりません。
自分の手で殺して食べるのか、人の手を介した物を食べるのか、
この小さな合鴨君のやや熱っぽい体温を感じながら、気が重くなるあみでした。
言い聞かせよう、この子には名前はない合鴨君であるだけだ。家禽なのである。
今日はあえて合鴨肉の解体の本を読んで寝よう、私達は百姓になるのだから・・