日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

子どもの振る舞いはお家の鏡。

2019-06-25 18:33:00 | 発達応援
たんぱく質多め生活の我が家。
たんぱく質生活で参考にした本の著者藤川先生のブログで、「タンパク質摂取量を把握せよ」というのがありました。
 
 
 自分のたんぱく質量は?と思ったら、最低限のラインは余裕で超えていたので一安心。
 
食べてるつもりでも足りないことも多いかもしれないので、せっかくたんぱく質生活している方はチェック必須かもしれませんね。
 
昨日のブログでちょこっと触れた、講演会での本当のことだけど、厳しい内容。
 
これは、やっぱり書いておこうと思います。
 
それは、障害の有無にかかわらず、全ての人に言えることですが、社会性が欠如、欠落している人は、どうしても社会の中で生きていくことは難しいということです。
 
その社会性というのは、何か。
挨拶ができない、とか誰とでも仲良くする力とかそういうものではありません。
 
自分も自由に生きることができる、同じように他人も自由に生きることができる、ということを真に理解しているか、ということ。
 
簡単に言うと、自分の自由と同じく、他人の自由を重んじられるということです。
 
そんなの当然でしょう!と思われるかもしれません。当然ですが、どうなのでしょう。
 
例えば、障害由来のこだわりがあることを大目にみて欲しい、理解して欲しい。それも自由だけれど、そのこだわりを迷惑と感じ、その人から距離を置く、あるいは離れる自由は他の人にはある。そのせいで、こだわりのある人が孤独になっても、その責任の所在は他人ではなく、本人にある。
 
どちらも自由を尊重した結果です。
 
ある家では、子どものありのままを受け止めて、子どもの要求には応えて育て、要求が通らず泣き叫ばせるくらいなら、要求を満たしてあげる育て方をする。それは自由。
 
ある家では、子どもの要求に応えることもあるけれど、できないことはできないと伝える。それで本人がパニックになったら、時間をかけて、身体を育て、要求は通るときも通らないことも学んでいく。本人も家族もしんどいときもあるが、乗り越える方法を探していく。そして社会性を身につけることを軸に日々暮らしていく。それも自由。
 
極端な例ではあるが、前者の子は、自分の要求や欲求を満たすためなら、他人の自由を搾取してはばからないでしょう。ちょっとした暴君のような大人になるかもしれません。
 
後者の子は、自分のペースで生き、他人のペースも脅かすことはない人に成長するのではないでしょうか。
 
では、今の主流は、というと、やはり、まだ、前者ではないかと思うのです。
 
なぜなら、療育の世界では「大丈夫。この子のこだわりは職人気質だから。」「この子の個性を認めて、ありのままを受け止めましょう!それが何より大事。」「とりあえず、様子を見ましょう!」という言葉がけが多いのではないでしょうか。
 
そういう言葉と同時に、こだわりから一歩前に進む働きかけや受け止めながらも発達していくことを付け加える。子どもの未来を自由に生きていく大人になって欲しい、というビジョンを持った療育機関もあることはあるのでしょうか。
 
で、結局のところ、療育で言われようが、子どもが社会性を持てるかは、各家庭での教育方針や関わり方に根ざしているのですよね。
 
言葉が足りないし、軽快な会話が楽しめる訳ではない、理解もゆっくりだけど愛されキャラで働く人を私は知っています。とても厳しく、子どもの頃に躾けられたそうで、学生の頃もとても気がきくお子さんでした。
 
子どもの振る舞いは、親御さんの方針の鏡なのだと思うのです。
 
鏡にうつる姿をどうするか、それも自由です。
 
でも、私が教室で関わったり、社会で関わるならば、他人の自由を重んじられる、そんなお子さん、お家の方々と共にいたいと思うことです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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講演会に行ってきました。

2019-06-24 23:24:00 | 発達応援
日常ではない休みを味わうと、平日が余計に元気になりますね。今日は、朝イチの仕事から元気でした。
 
帰ってからのおやつは買ってきた甘納豆。
しばらく、日々の暮らしに旅の余韻が残りますね。
 
 
今回の旅の目的は、花風社の浅見さんの講演会でした。
 
行って、やはり良かったと思いました。
 
ひとつは、人が人を思う熱量は始まりは個人対個人でも、こんなにも多くの人に伝わっていく、ということを実感したからです。
 
それは、身近に知り合い、親しくなった人が暮らしに不自由さを生じさせる様々な症状を抱えている。損得なしに「どうにかならないかなぁ」という思いが湧き上がり、自閉っ子シリーズになっていく。
 
「事業を軌道に乗せるため」でも「自分に注目を集める」ためでもない。
 
人として真っ当な思いが花風社の自閉っ子や発達障害の本の始まりなんだなぁ…と改めて認識した今回の講演会でした。
 
この「人を!」という気持ち。支援をしている人は忘れがちで、「自閉症を」「発達障害を」どうにかしたい、と思いがちではないでしょうか。
 
スタートは「人」大事だなぁと思うことでした。
 
そんなことを思いながら聞いていた講演会。
後半では、なかなか、他では聞くことのない、厳しい内容だけど、本当のことが語られました。
 
子どもを取り巻く大人たちは、子どもの表面をいじくるのではなく、土台を見て欲しいですね。そして、土台は家で整えるのが近道。
 
そんなことも再認識した講演会でした。
 
最後、質問内容を聞きながら、「どうやったらラクになる?」「どうやったら今より過ごしやすい?というものでした。
 
ぜひぜひ、栗本さんの本を読んで、どういうやり方があるか知って欲しいな、と思うことでした。
 
 
 
 
 
 
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帰ってきました!

2019-06-23 22:32:00 | 日記
今日は憧れの千疋屋のパフェを旅の思い出に食べました。
 
 
生クリームはあまり好きではないのですが、ここのはおいしくぺろっと食べることができました。また、明日からしっかり働くぞ!で、また食べに来るぞ!と意欲満々になりました。
 
留守番部隊へのお土産は、やはり千疋屋のフルーツロールケーキ。
 
旅の余韻を明日も感じることができそうです。
 
さて、積込みに向けて、今日はさっさと寝ましょう!
 
コメント (4)
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空を飛ぶ♫

2019-06-22 09:13:00 | ねこ
今日は雨の予報でしたがほどほどに快晴です。
 
今日は浅見さんの講演会を聞きに空を飛びます。
 
そして、我が家のちぃと勝手に義兄弟!となった
友人のねこ、金ちゃんに会いに行きます。
 
欽ちゃんは、桜同様、通院しながらがんばり、この冬の峠を抜けました。
 
今度は、暑さとの戦いです。
 
旦那どんの「金ちゃんによろしく。がんばるんだよ!」
の伝言とともに、数年ぶりに会いに行きます。
 
金ちゃん、ちょこっとだけ顔見させてね。
 
では、行ってきます!
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こねこの撒いたタネ。

2019-06-21 20:39:00 | 発達応援
p十数年ぶりに、髪をショートにしました。
わさわさと多い髪は、切ってスッキリ、ラクラク。
おじさんに間違われないようにしなくちゃ。
 
昨日、「こねこプロジェクト」のみるさんから、岩手であった花風社の浅見さんの講演会のリポートが届きました。
 
 
このプロジェクトは岩手県で浅見さんと栗本さんを呼んで講演会と講座を開催するというもの。
 
これまで、花風社関連の講演会や栗本さんのコンディショニング講座も開催されていなかった未踏の県で若いみるさんが挑戦されたプロジェクトでした。
 
そのため、会の開催が実現されるようにと、全国から有志の「志」を募り、そのお礼にと届いたのが今回のレポートです。
 
この講演会と講座は、横浜まで実際足を運んだみるさんが、ぜひ自分の住む地域で、治る人を増やしたい!との思いで開催された会です。
 
でも、どんなに遠くても、身一つで当日参加すれば良い会参加者と近くであるけれど、会当日まで、そして会当日も気の抜けない主催する側というのは雲泥の差です。
 
開催するというのは、自分も楽しみなのはもちろんですが、仕事の側面もあります。私も会を主催するので思うのですが、チラシを作る、名簿やお金の管理という事務的な仕事や会に来てくださる人を見つける営業的仕事、来てもらう人数と会場のキャパを考えるイベント系の要素もあります。これを全部一人でこなすのです。
 
私も会を主催するので思うのですが、自分が動いて経験したことは、 「どうしよう⁉︎」と迷ったことも含めて本当に自分の血肉となって、生きた知識、財産になります。
 
みるさんはきっと、横浜に出向いて体調が整ったり、知識が増える以上の経験をされたのではないかなぁと、思うことでした。
 
でも、それもこれも、やはり「自分がラクになった!じゃあ、自分の地域の子どもたちもラクになって欲しい、どうにかしたくても関東は遠く感じる親御さんにも知ってほしい。」という、みるさんの地域を、故郷を思う気持ちがあったからこそだと思います。
 
こんな熱い思いを持った若い人を応援する機会を得られたことは、私にとっても嬉しいことでした。
 
そして、送って頂いた特別レポートの最後には、治る知見を我が地域で!と熱い思いを持つ人にとって、それを実現するためのプロジェクトについての案が示されていました。
 
みるさんが撒いてくれたタネは全国各地に「治る」のタネを撒く方法を示唆してくれました。
 
若い方のエネルギーに胸がいっぱいになった特別レポートでした。
 
 
 
 
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