日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

発達は後退しても動き出す!

2020-01-01 23:22:00 | 発達応援
2020年ですね。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

お正月、桜もちょっとおしゃれしました。
ぶかぶかの制服の幼稚園園児のようですが(°▽°)


今年は、八十代のW母と示唆に富んだお正月を過ごしています。

体を自分の意のままに動かすことができることで、人は割と自分の思うように食べたり、行きたいところへ行くことができるようです

体を意のままに動かすことができないと、その分頭で時間を超えて行き来するのでしょうか。

記憶の中で本人の興味を引く部分が物語として走り出し、時に頭の場所と現実の場所が錯綜し、聞くまわりの者はどうしたものかと困惑しつつ佇む感じです。

でも、その物語はきっと本人には意味があるものなのでしょう。その語りを紡ぐに任せて言葉にしてもらい、これまでの様々な感情を放出しているのを見守ることしか私には思いつきませんので語るに任せています。

体を思うように動かせないということは、自分の中のエネルギーを動くことで発散できず、口先で発散するしかできないのですね。

SNSでチマチマとしか発散できないエネルギーも同様かもしれないなぁと、少し、頭の世界から地上に戻って来て欲しくて、足湯をしながら五本指いい子をし思いました。

口数が減ってとりあえず、黙って足湯を味わってくれました。

そして、意にならない体の動きも三日でできることは増えていく、ということを目の当たりにしています。

場への慣れもあるかもしれません。でも、自力でスムーズに立ち上がることができるようになってきました。

これができると、自分のタイミングでゆっくりでも移動できます。小さいけれど自由への一歩です。

そして一度落ちた高齢者の機能も、ゆっくりだけどできることが増えていくことを
見せてもらっているお正月です。

何かをできるようになるには、遅すぎることはない。年齢は関係がなく、体を使っていくことは大切で、一度落ちた機能も少しずつ日々進化していく。

できることが増えると主体性を発揮する場面が出てくるということを八十代のW母に見せてもらっています。

だった三日間ですが、八十代でも動きにくかった体が、少しずつ使うことや食べ物に気をつけることで変わってくる。嬉しいことですね。


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