日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

当たり前。

2022-12-23 13:07:00 | 日記
今年はいつまでも暖かかったのに、
十二月になってから、
帳尻合わせのように寒さ厳しく、
今日は雪がちらつき、
ところによっては積もっているようです。

仕事開始が3時半過ぎなので、
夜中の天気にヤキモキする日々です。

鹿児島県教育委員会が出した啓発資料。


啓発、というけれど、
本当はマスクなんて自由なのだけど、
忖度と同調圧力が蔓延る日本では、
上部と思われる組織からのお触れが
ものを言うのだろう。

教育委員会が元になっているので、
この啓発は学校に通う子どもたち、
保護者に向けたものなのでしょう。

これでマスクしていなくても、
気分良く過ごせるか、というと
たぶん、きっと、
そうはならないのではないかと思います。

以前も書いた気がしますが、
コロナ以前にも、
常時学校でマスクをしていた子たちは
学年で数人ですが、一定数いました。

その子たちは、
夏でもマスクをしたがっていました。

それは、周りとのコミュニケーションを
ちょっと避けたい、そんなささやかな、
意思表示だったように思います。

口であれこれ、負かすことができない
その子たちの外との砦がマスクでした。

でも、少数派の彼、彼女たちは、
同級生からも先生たちからも
「なんでマスクしてるの?」と言われ、
マスクを取ることをあの手この手で
提案されていました。

マスクしてない同級生たちの中には、
実は、自分もマスクで身を守りたがってる
子どもたちも少なからず、いました。

でも、少数派に属することを良しとせず、
マスクをすることはない子が大半でした。

だから、
今のような状況になって、
実は内心、ほっとしている子も
いることと思います。

そういうことも含んだ上で、
本当に、マスクはしたくなければしない、
したければする、ということが、
自由であるといいなぁと思います。

私、個人としては、
マスクをすることは得意でありません。

学校勤めの頃、学級閉鎖があっても、
全くマスクもせず、うつらず、
過ごすことができました。

教育委員会が啓発ポスターをつくことも
行政の仕事としては、
大事なことだと思います。

でも、上位下達なら状況が変わり、
言うことは聞く、ではないほうが
私は好きだなぁと思いました。

たとえ、小さな力であっても、
個々人が、自分の思いを折らずに、
自分の思うところに進んでいくこと、
そして、自分の思いと異なる思いを
認めていくことが自由に振舞うことでは
ないのかなぁ、と思うのです。

行政を動かすことで、
暮らしやすくなる世の中もあるけれど、
いつの間にか、行政の下請けのように
なってしまわないように。

教育委員会の啓発で、
そんなとこまで行き着いた午前中でした。

…ところで、この啓発ポスター。

私は要するに、
「マスクはしてもしなくても自由!」
という啓発だと解釈したのだけど。

マスクの自由にフォーカスせずに、
「マスクしてない変わった人も大事にしましょう!」なんて、メッセージと思う人も…、いるのかなぁ。

ま。
それも自由なのですけどね(汗)




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