ANNAN(ふれでぃ・えとう)の気まぐれ日記

シンガーソングライター、そしてQUEENトリビュートバンドQUEENESSのボーカルでもあるANNANの日記

昨日のワシ・・・

2008-05-28 01:58:10 | Weblog
まずは週に一度の告知から

ワシ、KWEENのボーカル、フレディ・エトウとマネージャのWANKO氏によるインターネット番組、RADIO GOO GOOの放送は、5月28日、つまり本日の22時から。今週は木曜日に大阪に出張するワシ。なので、木曜ではなく水曜日となっている。

RADIO GOO GOO

上のRADIO GOO GOOをクリック(ケータイではできません)すると番組ページが開きます。皆聞いてね!

さてさて本題である。

昨日の夕方、マネージャ氏と都内某所で打ち合わせに行ってきた。オフィスに入るときには、よく受付で名前とかを書いて「入館証」みたいなものをもらうが、それが本日のTOP写真である。これが何なのか?今は話せないけど近日中、そうだなぁ、今週末ぐらいまでには公開できると思うので、もちょっと待って下さいな。

で・・・打ち合わせが終わったら既に外は暗くなってる。久々に飲みにでも行きますか、というわけで新宿区内某所に戻るマネージャ氏とワシ。最初は居酒屋でもって思ってたんだけど、結局立ち食いそば屋のようなところで酒も飲まずにメシする二人。

で・・・その後二人で向かった先は、「風街ろまん」というお店である。

昨今、フォーク酒場と言われるお店が流行っていると聞く。店にギターとかが置いてあって、腕に覚えのあるサラリーマンの人たちとかが、そのギターを弾きながら懐かしのフォークソングを歌ったりするお店らしいが、この「風街ろまん」は、その中でも特に有名らしい。ワシ、詳しくは知らなかったのだけど、名前は聞いてて興味あったので酒飲みがてら店にマネージャ氏と入ってみた。

カウンターがあって、テーブル席も少しあって、とここまでは普通のバーである。よく見ると、壁にギターが。それもMartin社のD42とかD41とか、GibsonのJ45とか。そうそうたる一級品オンパレードである。ってことは、お客さんはこれらのギターを弾きながら、歌ったりするんだろうな?と思いながらジントニックを飲むワシ。ややあって、お客さんも少しずつ増えて・・・おもむろにお客さんがステージスペースに座って歌い始める。



上手い!

しかも年季が入った渋さをかもし出してる。南こうせつ、さだまさし、長渕剛、井上陽水・・・それらフォーク界重鎮の名曲、それも大ヒット曲ではなく少しマニアック路線の曲を入れ替わり立ち替わりで次々といろんなお客さん達が歌っている。しかも急造セッションなんかも、当たり前のようにこなしているお客さん達。マスターはマスターで、カウンターの中でマンドリンやら一期一会(K.Yairiというメーカが出している4弦ギターのような楽器)とかを弾いてるし。

なんじゃこれは!?

レベルの高さに驚いているとマスターが、ワシとマネージャ氏に向かって;
「なんかやって下さいよ。」

とりあえず、ワシは正体を明かしてない。なので、お店の他のお客さんとまったく同等の立場で、単なるフォーク好きのおっちゃんである。とりあえず、「氷の世界」を披露する。なんとなくウケる。それで終わりにしようかとしたら「かけつけ3曲はやってもらわないと・・・」。お店の空気は読まなきゃいけない。どうやら筋金入りのフォークファンがお集まりのようなので、迷わず「酔いどれかぐや姫」を披露する。そしたらお客さんのほとんどが「シャーララー・シャーララー」で大合唱。マネージャ氏はベースで参加。



なんじゃこれは!?
なんで皆知ってるの?


席に戻ってジントニック2杯目を頼む。そんで延々と展開されるフォークバトルを楽しむワシ。常連さんが多い店のようで、仕切る人、仕切られる人、歌う人、歌うときに他のお客さんにギターとかベースを弾かせる人・・・と、さながらフォークセッション大会のようなお店の雰囲気。

楽しいじゃないの!

ニコニコしながら見てるワシ。マネージャ氏は「江藤さん、やりにくいでしょ。テンパってるでしょ?」などと煽ってくる。ワシ?いやいや楽しみましたよ。次に「歌え」って言われたときに何を歌えばいいのか、必死に考えながらだけどね。で、案の定一段落した頃にマスターから「何かやって下さいよ(第二弾)」。はいはい、やりましょー!というわけで、その時点で他のお客さんからは出てなかったかぐや姫を歌うワシ。マネージャ氏も参加して、「雪が降る日」にと、リクエストにお応えして「加茂の流れに」、さらに「あの人の手紙」。店内大合唱でのバックコーラスを聴きながら歌うワシ。そこで席に戻ったが、宴はさらに盛り上がる。普通にフォークの歌本とかも置いてあるんだけど、どうやら皆さん「マイ楽譜」をお店にキープしているらしい。皆クリアファイルに入った譜面を持ってステージスペースに向かうのだから。うーん・・・

すごい店である
そして
すごいお客さん達である

でも、もうすぐ11時だし・・・(って何時間いたんだろう?ワシ達)
そろそろ帰ろうかと思って席を立ったら、「なんかやって下さいよ(第三弾)」。うーん、ネタ選びが難しいのよねー。うーん・・・チャゲ&飛鳥の「ひとり咲き」を熱唱するワシ。一緒に大声で歌ってるお客さん。

この愛すべくもマニアックなお客さん達。きっと昔はギター抱えてライブやったり、学園祭とかで歌ったりしてたんだろうな~。学校終わって家に帰ったら、夕飯までギター弾いてたんだろうな~という方々ばかりである。(ってか、それってワシとまったく同じであるな)しかも皆さん本当に上手いのだ。

店を出る段になって、マネージャ氏はマスターにワシの素性をばらしたらしい。(まあ、そうでないと今後、その店には行きにくいしね。)しかしもちろんお客さんはそれを知らないので、きっと「フォーク好きの弟分」みたいな感じでワシのことを見てくれたんだろうなーと思う。帰るときにはお店のマスターも他のお客さんも「また明日!」という挨拶を下さった。きっと、これがこのお店のお約束なのだろうね。ワシ?明日は行けません。でもまた行きます。だって家から歩いて10分ちょっとで行けるんだもん。

それにしても面白いお店である。フォーク好きの人で、昔ギターやってたよーなんて方には、是非一度行かれることをお勧めする。今日は、かぐや姫でも聴きながら寝るとするか・・・ってか、もう寝なきゃ

ベストドリーミン・コンサート 2000

日本クラウン

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Comments (3)
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