ANNAN(ふれでぃ・えとう)の気まぐれ日記

シンガーソングライター、そしてQUEENトリビュートバンドQUEENESSのボーカルでもあるANNANの日記

ライブ!いやぁ楽しかったなぁ

2005-08-28 21:20:57 | ANNAN
8月26日金曜日、ライブへのご来場ありがとうございました!

本当は第一部:オリジナル、第二部:洋楽カバーという予定だったのだけど、第一部しか見られない人が思ったより多かったので予定変更。本番数分前に演奏曲順を決めたのだった。ワシはそれで何とかなるが、パーカッションのUK氏には、こんなワシの気まぐれでいつも迷惑かけてしまっておる。申し訳ない・・・しかも45分のライブ×2セット=90分を予定しているのだが、金曜も結局は両方足して120分。わはは、またやっちまった。


そもそも演奏した曲
(他にもあるかも知れんが、なにせ思い出せん

『カバー曲』
Piano Man (Billy Joel)
Boat On The River (Styx)
Dust In The Wind (Kansas)
Good Bye Yellow Brick Road (Elton John)
We Can Work It Out (The Beatles)
Help (The Beatles)
Revolution (The Beatles)
Mrs. Robinson (Simon & Garfuncle)
Crazy Little Thing Called Love (Queen)
Love Of My Life (Queen)
Somebody To Love (Queen)
I Was Born To Love You (Queen)
We Will Rock You (Queen)

『オリジナル』
負けてくやしや花いちもんめ
YOKOHAMA...
ハートデリバリー
ごめんね

ありゃ?オリジナルってこれだけだっけ?いくらなんでも、そりゃないな(爆)。これにネタが沢山からむわけなので、確かに面白いかも知れんが、「アーティストとしてプライドないんかい!?」って感じやねぇ。反省でもまあ、これに懲りず皆様、今後ともANNANのライブをよろしくお願いします。

今日は、知り合いの結婚式の司会をニューオータニでやっておったワシ。曲も3曲披露させていただいた。最近は結婚式の主賓なんてシチュエーションも増えてて、司会やるのはおそらく10年ぶりぐらいかな~?何とかなった・・・と思うけど、実際どうだったんだろ?来賓の方の中に、「ヘビメタスネーク」(注)を知ってる人がいて、握手求められたりした。

(注)ヘビメタスネーク
NHK教育番組「むしまるQ」で流れる挿入歌。画面に「うた KWEEN」と表示されたりする。そう、ワシ達KWEENが歌っておる。
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明日はANNAN定例ライブ(in 渋谷)だ!

2005-08-25 17:11:41 | ANNAN
ところで台風11号接近中の関東圏。本日夜半には上陸も?っていう状況らしい。
そんな中、明日の夜はライブである。ワシはあんまり台風とか自然現象に祟られたことはないのだが、果たして明日はどうなるのだろうか?そういえば去年、大分で開催の「九州フォークジャンボリー」に出演したが、そのときは思い切り台風にやられたなぁ。細坪基佳さん(元ふきのとう)なんて、演奏中にギターに雨があたって、途中で音が出なくなるという散々な目にあってた。ワシが演奏してた時間は大丈夫だったのだけどね。

多少の不安を覚えつつも、ライブの前後の時間に台風が東京を強打でもしないかぎり、今更変更も何もできないので、予定通りの遂行!となる。明日のライブは、2ヶ月に1度の定例ライブということで、渋谷のブルースバー「テラプレイン」である。このバー。なんとラブホテルと入り口を共用している・・・というか、地上から階段下りて、そのまままっすぐ進めばラブホテル「サンエイト」。途中で左側のドアをあければ「テラプレイン」である。カップルで来られた方で、ワシのライブでいい雰囲気になった人(そんな人はおらんだろうが)は、店を出てそのまま左に曲がれば10秒でホテルに入れる。なかなか便利な?場所であるな。

明日は第一部(21:30開演予定)がワシのオリジナル。そして第二部(22:30頃開演予定)は、今回は洋楽カバーに決定。ワシの相棒、パーカッションのUKさんは、先ほどワシからのケータイメールで何を演奏するかを知ったという、いつもの通りのいい加減な準備状況ではある・・・すんません。というわけで、多くの皆様のご来場、心よりお待ちしちょります。

会場: 渋谷テラプレイン
住所: 渋谷区道玄坂2-21-3ホテルサンエイトB1
電話: 03-5459-4639
料金: ライブチャージ1,500
開演: 21:30~(21:00頃のご来場をお勧めします)
その他: このお店は実は料理も美味い店ですよ。お腹をすかしてご来場下さい。マスターは魚屋さんなので、いいネタ入ってるかも。

会場地図などは、ワシのメインHP、www.annanweb.comでご覧下さい。今日はワシのギター達(一部借り物含む)の写真をアップしてみた。
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同窓会で「元ジャニーズだよね?」と言われる・・・

2005-08-23 00:29:28 | ANNAN
大分に行ってきた。
幸い、ワシの乗ったJALは、救命胴衣も搭載し、ドアをロック(アームドモード)することも忘れず、搭乗ゲートにウイングレットをぶつける事も無く、管制官の許可をもらって飛び立ち、エンジンパーツを落下させることもなく、機内が突然減圧することもなく、ギャレーにカートをちゃんと戻してから着陸体制に入り、パーツ落下もせず、タイヤをパンクさせることも無く着陸した。ってか、これ全部最近起きたJALの不祥事(ないしは事故)なんですけど・・・安全度が低いと言われても仕方ないよなー

さて約30年前、1970年代後半から90年代初頭まで、大分には「ぶんご・みゅーじっく・れえだあ(以下BMR)」というラジオ番組があった。パーソナリティー兼ディレクター兼プロデューサーは、千綾奉分(ちあや・ほうぶん)アナウンサー。当時30歳ぐらい。この番組は、大分のアマチュアの音楽、それもフォーク・ロックなどのみを紹介するという、かなりユニークな番組で、大分のニューミュージックの振興に多大なる寄与をした番組だった。ワシも実際、その番組に出てる方々の音楽を聴きながら育ったし、いつかは出たいと思って練習に励んだものだ。その千綾さんも還暦を迎えた。そして、BMRにお世話になったミュージシャンを集めて行ったチャリティーライブへの参加のために、大分に行ってきたというわけである。

いやぁ懐かしかった。ほとんどの方とは20数年振りの再会である。嬉しかったのは、多くの方々がまだ音楽やってるということ。自分も含めやっぱり好きなことは止められないってことだろう。面白かったのは、挨拶してもワシが江藤洋平(ちなみに本名)と気付く人がほとんどいなかったこと。どーいうこっちゃい?ちなみに、約20年前のワシはこんな形をしておった。そんなに変わってないと思うのだがいかがだろう???【写真参照】

あと、エトウという苗字で、当時その番組に出てたのがもう一人おった。野村のよっちゃんのバンド、ザ・グッバイのドラムとしてデビューし、後にワシのソロCDでもドラムを叩いてくれた衛藤浩一君である。ある出演者から「エトウ君、変わったねぇ・・・ジャニーズにいた頃とイメージが違う」って言われた。わはは、ワシはジャニーズには所属したことはない。当時のワシのルックスでも、ジャニーズはそもそも無理だろぅっ!!!なんちゅう間違いしとるねん・・・

そんな中、ワシの出番では、ワシが昔組んでいたフォークバンド「すいか」の代表曲であった「花まつり」を20年ぶりに歌った。そしたら、目の前にいたお客さんが一字一句間違うことなく口ずさんでた。ヒット曲でもない、単なる一アマチュアの曲をである。大感激。やっぱり音楽は捨てられん。
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Queen + Paul Rodgersのチケット

2005-08-19 03:32:48 | Weblog
KWEENおよびANNANのマネージャでもあり、よき友人でもあるWanko氏(http://blog.goo.ne.jp/wankoworld/)のブログに、ワシの歌を収録している写真が既にアップされておるようだ。よって、ここではギャルにかこまれてトークしてる写真をアップすることにする。どう?カワユイでしょ関東圏の方には、是非9月26日(月)23:30~MXTVをご覧頂きたい。オ・ネ・ガ・イ!

さて本題。Queen + Paul Rodgersのチケット
きっと思ったほど売れていないのだろうなぁ。先日鳴り物入りで、チケットぴあなどで先行予約受付をやってて、ワシもそれに乗っかってチケット買った。「当選」ちゅうことで嬉しかったのだが、ワシの周りで「落選」というのを今のところ聞いたことがない。しかも、ここに来て先行予約受付第二弾をやっておるらしい。先行予約受付第二弾ってワシは今まで聞いたことがないぞぉ。つまりは思ったほど売れて
ないと考えるのが自然であろうな。

まあ、考えてみればオリジナルメンバーの頃でさえ、スタジアムレベルでは西武球場と西宮球場しかやっていない。東京では武道館数日+代々木アリーナなんてこともあったので、東京(埼玉?)公演のキャパシティーは理解できないでもないが、どう考えても名古屋ドームと福岡ドームは無謀だろう。ワシはご存知の通りQueenの熱烈なファンなわけで、あんまり批判的コメントは入れたくないってのが本心ではある。しかし、それらのドームで一体どこまでお客さんが入るのだろうか?

10年ほど前に、Paul Simonの東京ドーム公演に行った。すばらしいステージだった。しかし興行的に見ると必ずしも成功ではなかったように思う。東京ドームのスタンド上部はシートで覆われてて、明らかに3万人未満の動員であった。友人から聞いた話だが、札幌ドームでAerosmithがやった時は2万人入ってなかったらしい。どうして、そんな会場を選ぶのか?考えてもみて欲しい。

パターン1:小さめの会場で満場のお客さん
パターン2:すごく大きな会場でお客さんは半分ぐらい

どちらがアーティストにとってやりやすい環境なのだろうか?答えはパターン1。東京はまだしも、名古屋、福岡に関しては1万人規模の会場を使うべきではなかろうか?誤解しないで欲しい。ワシはQueen人気がたいしたものではないとか、そういうことを言いたいわけではない。ステージに上がる立場でモノを考えても、お客さんの気持ち(スカスカの会場と満場のどちらが楽しめるか)を考えても、そちらのほうがいいと思うんだわ。

パターン2の場合(類似のことは今まで、他のアーティストであったが)、ラジオやTVで「まだチケットありますよー」って後追いの宣伝が入ったりチケットプレゼントをやり、新聞広告では「こんな曲を演奏します」まで掲載し、そして当日に特別席みたいな名目で、安いチケットが出回るケースが多い。ワシはQueenファンとして、それを見たくないワケである。まあ、この心配が大きなお世話になるほど、多くの人が見に来てくれるにこしたことはないが・・・正直不安である。

そういえば、聖飢魔IIが復活ツアーやるらしい。行きたいかも。「蝋人形の館」を生で聞きたいなぁ。
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サマソニレポート!!!(その2)

2005-08-15 22:34:47 | Weblog
さて2日目である。

1日目は何としても見たかったのでプレリザーブでチケットを購入した。確か\13,000ぐらいだったが、Deep Purpleを約1時間とDuran Duranを1時間15分ぐらい見れたし、Roosterというバンドも発掘?できて、かなりなお得感を味わえたワシであった。それに対して、2日目は実はお目当てがいない微妙な状態。でも最初から幕張に泊まることにしてたので、チケットは入手した(ギョーカイつながりで招待券を頂いた)。この写真は1日目(オレンジ・1日用通常)と2日目(緑・招待客用)のパスである。

実は、1日目に「これは見たい!」と思ってたのに、見れなかったアーティスト?が一つあった。猫ひろしである。あの「面白くないところが面白い」不思議な芸人さん。Duran終演後にクラブチッタ関係者から聞いたところによると、Side Show Messeのステージは満場の「猫ひろしコール」がおきたそうな。見たかった!なので、2日目はまずSide Show Messeに行き、芸人さんのステージをたて続けに見る。ジョン・レノソ(レノンじゃないよ!)は秀逸だった。そして活弁士、坂本頼光氏による創作アニメ「さざざさん」。これもバッチグー。期待の「ヤンさんとゆかいな工作員たち」は、電撃ネットワーク的なノリで、正直すこしひいたワシであった。これで帰ろうか?とも思ったが(笑)、とりあえず同行の友人+FMでいつもお世話になってるパーソナリティーの宮永明子サンと屋台のお好み焼きを食べ、友人とSonic StageでRODDY FRAME(元アズテックカメラ)を見ることに。宮永サンはMarine Stageでアジカン見たそうな。

RODDY FRAME
ワシは実は全くと言っていいほどアズテックカメラを知らない。ましてRODDY FRAMEのソロは知らない。ロックイベントの中で、アコギ1台(実際には12弦を含め3台ほど使っていたが)でどうなるんだろう?と思っていたが、このステージは正直すばらしかった。「皆が知ってる曲だけやろうと思ったけど、まだアルバムにも入れてない新曲があるんで、ちょっと聞いてもらっていいかな?」なんて言いながら新曲を披露。すばらしいギターテク、安定したボーカル、そして初めて聞いても解り易いメロディーとあいまって、全く抵抗なし。しかも、アズテックカメラ時代の曲がまたよい。ほんわかとしたムードで進むステージ。途中、いかにもヒップホップ系のおにーちゃんたちが、ワシの前に入ってきて、最初は「なんじゃこりゃ?」と言ってたが、そんな「アコースティック音楽になんか興味ねーよ」的なノリだったおにーちゃん達も、数曲聴いたら体を横にゆっくりゆすりながら音楽に入っていっている。RODDYさんアンタは偉い!そして凄い!ほんわかとしたノリは、最初せいぜい2000人ぐらいだったお客さんを包みながら、RODDYの次のアーティスト目当てのお客さんも巻き込んで輪を広げていってる。同行の友人は別にアズテックカメラのファンでもないのだが、ステージ終わったらなぜか涙ぐんでさえいた。昨日見たEcho And The Bunnymenも、こうやってちゃんとオーディエンスとコミュニケーションすればよかったのになぁ。RODDYファンはこのステージで確実に増えたと思う。ワシも気に入った。ロックフェスの中の清涼剤とも言えるすばらしいステージであったぞぃ。

<余談>
実はそもそも、パフィーと木村カエラを見ようと思っていたのだが、さすがに人気があって入場制限。それである意味「仕方なく」見たステージでこんなに感動するとは思わなかった。これもフェスの醍醐味の一つなのかも知れない。そんで、RODDYが終わってすこしまったりしてたら、女子2名様がワシのところにやって来た。「あのー・・・ふれでぃーさんですよねぇ?」。「そうですけど・・・」と答えるワシ。「今度のチッタ行くんですぅ。一緒に写真撮ってもいいですか?」。正直うれPと思うワシ。そんで写真撮ってたら、次は高校生ぐらい?の男子2名様が、「あのー・・・ふれでぃー江藤さんですよねぇ?」。ホホホ・・・これで機嫌が良くなるワシ。小さいのう・・・

Public Enemy
同行の友人が「踊りたい!」ということで、ついて行ってみた。うーん、ワシには評価のしようがない。正直わからんのよ、このジャンル。でも、なんだか知らんがメチャメチャなパワーがあって「凄い」とは思った。

Teenage Fanclub
悪くない・・・と思う。でも、あまりにトゲがなさすぎて(逆にそれがファンには魅力なのだろうなー)、ワシにはちょっと合わなかったな。

最後の方のWEEZERとか、OASISとかLAsとかも見たいとも思ったのだが、火曜日の番組収録の準備が全くできていなかったワシは、友人も宮永サンも置き去りにして18時過ぎで幕張を後にした。残念!しかし、久々に他人のステージを見たが、やはり勉強になる。「ライブ=演奏側と観客のコミュニケーション」なのだと、あらためて思った。コミュニケーションとは、別にお客さんとしゃべることを意味してるのではない。演奏側とお客さんのバイブレーションが重なる瞬間に感動が生まれるものなのだと思う。ワシのステージなど、こんな規模と比べると小さいモンであるが、やはりお客さんとのコミュニケーションを大事にしたいと思わせてくれた。なんだか初心に戻れたような気さえするのである。時々は、人のライブにも行かないといかんなぁ。

次に見る予定のライブは10月26日のQueen + Paul Rodgersである。
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サマソニレポート!!!(その1)

2005-08-14 22:55:42 | Weblog
行って来ましたサマソニ!
他人が演奏するコンサートを見るのは超久しぶり。
2日間で見たアーティストと、ワシなりの5段階評価はこんな感じ。(★が多いほどよい)

---------
【1日目】
Towers Of London ★☆☆☆☆
Rooster ★★★★☆
Deep Purple ★★★★★
Echo & The Bunnymen ★☆☆☆☆
Duran Duran ★★★★★
---------
【2日目】
Roody Frame (ex. Astec Camera) ★★★★★
Public Enemy ★★★☆☆
Teenage Fan Club ★★☆☆☆
---------
ちゅうわけで、まずは1日目からいってみよー!

Deep Purple
確かにリッチーはいない。でも、期待を大きく上回り最高!と言っていいステージだった。リッチーはいない。しかしSteve Morseは、もはやPurpleのGとして全く違和感なし。KBもJohn LordではなくDon Aireyだが、彼とて既にPurpleの一員。Deep Purpleというバンド自体、VOも含めたメンバーが何度か(何度も?)変わってきたバンド。そんなの気にしても今更はじまらんとも思うなぁ。なんにしても、1曲目にいきなりHighway Star!これだけでワシはもうウルウルであった。しかも、ここまでの大御所であれば、「ワシらの好きなようにやる!」ぐらいのイキオイで、やりたい曲をやって、「観客の反応なんてどーでもいいわい」ぐらいに思ってるかと言えば、さにあらず。Strange Kind Of Woman、Woman From Tokio、Space Tracking、Smoke On The Water、Black Nightとドンドン出てくる代表曲。やっぱフェスはこれだよなー。だって、そのアーティストだけを見に来てるお客さんじゃないんだから・・・確かにリッチーほどの説得力があるGかと言われれば、「うーん」とも思うが、とにかくIan GillanのVOが聞けて幸せであった。

Duran Duran
彼らの全盛期、ワシはこのバンドをバカにしておった。当時ライブをTVか何かで見たのだが、正直「大したことない」と思ったからだ。まあ、その評価には「女性からキャーキャー言われるルックスだけのバンド」という先入観(※嫉妬心とも言う・・・笑)もあったのだろう。が、やはり80年代ポップロックの大物であることは間違い無い。体型は多少変わったが(笑)相変わらず、カッコつけまくりのVO、サイモン・ル・ボン。声なんて、昔より出てるんじゃない?ってぐらい出まくっておる。そして、期待通りのヒット連発。Hungry Like The Wolf、Wild Boys、Notorius、Rio、Save A Prayer、Girls On Film、New Religion、Ordinary World、A View To A Kill等々。とにかく歌いまくり叫びまくり、手拍子しまくりの1時間強。正直15000人近く入るといわれているマウンテンステージは半分ぐらいの入りではあったが、ハッピーな時間であった。正直、昔よりも格好良いと思ったし、演奏も昔より各段にうまくなってたと思う。

<余談>こういうビッグネームの活躍(あるいは復活)は、とっても嬉しい。60歳を超えてるロックスター達なんて見てると嬉しくなってくる。まだまだ頑張って欲しいと思うなー。で、こういうフェスで一度やって欲しいのが、一発屋の強制復活あるいはあの人は今特集。ナック、ピーター・フランプトン、ベイシティー・ローラーズ、イアンミッチェルとロゼッタストーン、パットマグリンとスコッティー・・・うーん見たいぞ(爆)

Rooster
この日までこのバンドは知らなかった。が、良い!ワンマンで一度見てみたいかも。

Towers Of London
残念だが、スタジアムに出すレベルのバンドじゃないと思ったなぁ。スタジアムに10000人も入っていない状況での演奏は、かわいそうでもあった。

Echo & The Bunnymen
態度のワルさに幻滅。「新しい曲です」なんて言って演奏を始めるもウケない。しかもMCはモゴモゴで「伝える」気持ちがないんじゃないの?って感じ。彼らが売れた80年代の曲をやると、それなりには盛り上がる。でもMCも新しめの曲はウケない。するとVoはペットボトルをスピーカーに投げつけ、あげくの果てに、演奏終了後「80's is SHIT」と捨て台詞でステージを去ったのだった。自分達の80年代の曲しかウケなかったからそう言ったのか?あまりにウケなかったので、そこにいた観客が自分達目当てでなく、次のDuran Duran目当てだと思ったのか、真相は定かじゃないけどね。一般的に、外国アーティストには「手放しでやさしい」日本の観客もかなりなシラケムード。ワシが見た中では、今回最悪のバンドであった。そもそも、ノリノリの曲やるわけじゃないんだから、しっとり聞いてもらえばいいじゃない?ウケたいなら、それなりの曲を演奏すべき(上記ビッグネームを見習えよー!)そもそも演奏途中でマウンテンステージに入った時には、見てたのがせいぜい1500人ぐらい。途中で増えて2000人は少し超えたか?という感じだったが、途中で人がどんどんいなくなる。見てて非常に残念な内容だった。きっとワシは2度とこのバンドは見ないだろうな。

というわけで、1日目はここまで。近日中に2日目アップ予定(本当か?)
ところで、だーてらさん。1日目は一応帽子で「変装」。誰にも気づかれず安心してたワシであるが、2日目は気づかれた。帽子がビショビショでかぶれない状態だったので、フツーにしてたのだ。すると「ふれでぃー江藤さんですよね、写真撮らせてもらっていいですか?」×4名様。うち2名様は「11月のチッタのライブ行きます」だって。ありがたいことではないですか。昨日はああ書いたが、気づかれないのもちと寂しいもの。気づかれたのは正直嬉しかった。そうじゃなきゃ、タイツはいて路上パフォーマンスして、セキュリティーにつかまったかも知れん→ワシ
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サマーソニック

2005-08-13 00:15:57 | Weblog
昨年KWEENで出演したサマーソニック。

演奏時間が前日に変更され、機材面でのトラブルとかもあって大変だったが、それはそれ。演奏開始時点では100人もいなかったステージ前が終わってみたらメチャメチャな人数。Green Dayとかを見れずにあぶれた人が、仕方なく見に来たのか?とも思ったが、結果あちこちのBlogサイトで「ベストアクト」とか「裏ソニベスト」なんて言われて嬉しい限り。通常この手のフェスでは「あり得ない」アンコールまでやらせてもらって結果的には大満足。外国人のお客さんから「昔、日本のQueenファンからもらったビデオで見て以来、KWEEN見たかったんだけど、その夢がかなった」なんて言われて、とにかく実り多いフェスであった。

サマソニ主催者であるクリエイティブマンの皆さんとは、今年4月の「クラブチッタ屋内花見大会」でお会いして、その時はANNANとしてエンターテインメントステージを4ステージほどやらせてもらった。(そもそもの約束は2ステージだったのだが、あまりにネタがウケたもので、なし崩し的に・・・そう、ワシはサービス精神旺盛なのである。そのほとんどがいつものように放送禁止ネタであったことは言うまでもないが。

さてさて、今年はサマソニへKWEENは出演しない。RAMMSTEINというバンドが出演予定だったのだが、直前でキャンセルとなったらしい。ちょうどキャンセルが決まったときに、ワシはクラブチッタで11月ライブの打ち合わせをしておった。チッタのK氏に「RAMMSTEINがキャンセルになっちゃったんですけど、誰かいいアーティストいませんかねー?」ってな電話。それを聞いたK氏は「今、目の前にKWEENのふれでぃーがいるんだけど、どう?」・・・先方大爆笑!(なんでやねん?)そこで、ワシが「出てあげてもよくってよ」みたいなことを言うもんだから、さらに爆笑。なぜなら、そこはサマソニでも2番目にでかいマウンテンステージとか言うところ。なんと15000人ぐらい入るそうな。正直、やりたかったのだけど(笑)コピーバンドには荷が重いと思われたのだろう。結局冗談で片付けられてしまった・・・ははは、でも本気でやりたかったんだけど・・・ははは

で、今日は幕張に宿泊して明日からのサマソニに備える予定のワシ。とにかく見たいのが、Duran DuranとDeep Purpleである。それ以外は実はピンと来ないのだわ。最近のアーティストはあまり知らないし。なので1日目はチケットを普通に買ったが、2日目は買ってない。でも、木村カエラぐらい見ようか(苦笑)というわけで、2日目は招待券を一応頂いておる。

タイツを穿いていない限り、ワシのことに気がつく人はおるまい。安心してサマソニを楽しもうと思うワシであった。
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【急告!】ANNAN TV出演決定!

2005-08-11 01:44:41 | ANNAN
久々にANNANとしてのTV出演が決定。単独でのTV出演は、本当に久しぶりである。オフィシャルANNANサイトへの掲載は後日になるけど、ここで先行発表。

9月26日(月)23:30からMXTVのBONZO(以前KWEENで出演したことがある)です。その日はなんとフォーク特集で私ANNANが歌いまくりまする。何が楽しみって、またあのキャバクラ状態で若いカワイイ娘(中にはちょっとビミョーな娘もいないではないが?)に囲まれるのが、とってもうれP。ちなみに、ワシは本物のキャバクラは嫌いです!

残念ながらオリジナルはやりませんがコピーがたくさん。さ●まさしさんの曲もやる・・・予定。お楽しみにー!
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QUEEN + Paul Rodgers

2005-08-11 01:25:57 | Weblog
なんだかんだ言いながらチケット買ってしまったワシ。10月26日さいたまスーパーアリーナである。

フレディーとジョンがいないQUEENは、果たしてQUEENなのか?といった禅問答的な疑問が払拭されたわけではない。これがQUEEN + Paul Rodgersという名前でなくて、スーパーロックセッションバンド(フィーチャリングBrian May, Roger Taylor and Paul Rodgers)とかいう名前だったら、何のためらいもなく「行くぞー!」と思えたのだろうけど、QUEENっていわれちゃうとねぇ・・・

でもまあ、考えてみるとBrianやRogerを日本で見る最後のチャンスかも知れん。そう思うと、結局「とりあえず行っておこう」という結論に達したのである。あまり安いチケットでもなく、ぴあでプレリザーブ(チケット郵送)したら、1枚あたり\12,800である。ミュージカルWe Will Rock Youとほぼ同じ。もっともWWRYについては2度観劇したが、両方ともいわゆるご招待だったので、お金は払ってないんだけど。

いずれにせよ「QUEENを見に行こう」ってノリでないのは事実だな。ヨーロッパツアーでセットリストはある程度見えてるし、誤解を恐れずに言うなら、元QUEENのメンバーと元Bad Companyのメンバーが、QUEENとBad Company(あとFreeとか)の名曲をセッションで演奏してるのを見に行こうってな気持ちかな。
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やっぱり太りすぎか・・・(苦笑)

2005-08-08 19:26:47 | Weblog
しっかし42にもなると体にガタが来るなぁ。

特にこの7月。3日の沖縄を皮切りに、17日東京、23日神戸、29日東京と、ライブを重ねてくると体にも影響が多少はある。沖縄からの帰りは午前3時20分発ので、一睡も出来ずに帰京してそのまま仕事だったし、神戸往復は車だったし・・・そう、ツアーというと新幹線とか飛行機で移動して、機材だけがトラックでついてくる(あるいは先行して到着してる)って印象があるかも知れん。確かに「売れているバンド」はそうだろう。でも、初めて全米ツアーをやったときのQUEENも、ワゴン車にメンバー全員で乗って、ホリデーインでルームシェアしてたらしい(詳しくはQueen Magic Yearsのビデオでどーぞ)。あのワガママなフレディー様がワゴン車?とも思うのだが、どーやらウソではないらしい。我々KWEENのようなバンドならなおさらワガママ言える立場でもない。22日の金曜日に、We Will Rock Youのミュージカルを見て、そのままで深夜の東名をぶっとばし、神戸に翌朝到着したのだった。

とは言え、KWEENメンバーがホテルの部屋をシェアしたのは90年代半ばまで。今は「安くてもいいから一人一部屋」のポリシーを貫いておる。なぜって?だって一人じゃないと有料チャンネル見られないじゃないかい、おまえさん・・・(苦笑)99年に沖縄の普天間基地で演奏した時、基地内の宿舎に泊まったことがある。ワシの部屋は基地内の滑走路から200mと至近距離で、早朝にF14だかなんだか知らんが、戦闘機の爆音で目を覚ました。そのときも、一人一部屋であったが、さすがは基地内の宿舎。いわゆる有料チャンネルなどはない。ところが、なぜか当時のマネージャーの部屋だけ、うっすらとその手の映像が見える。というわけで、その日はマネージャー氏の部屋で宴会になったこともあった。

おっと脱線。疲労の話だった。
先日の神戸行きでは、ちょっとした番狂わせが。午前1:30に東名に乗ったは良いが、富士・静岡間が事故通行止。沼津で高速を下ろされてから、一般道をトコトコ走る。静岡で高速に戻れるかと思ったら、なんと焼津まで一般道。本当なら浜名湖過ぎてから夜が明ける予定だったのに、焼津で明るくなり、そこで既に4時!浜名湖についたら既に6時前。2時間近くものロスである。そりゃ疲れるワイ。結局10時に神戸到着で、そのままサウナへ直行。そう、会場入りまでの4時間。とにかくフロ入って寝ようという魂胆である。そしてライブが終わったら飲み会で、ホテル戻りが深夜2時。翌朝10時にチェックアウトして、東京へとんぼ返り。そりゃ疲れるわなー。若い頃は平気だったのだけどねー。

そうこうしてたら先週、ヘルニアのような現象で左下半身が激痛で動けなくなってしまった。のたうちまわること2日。病院になんとか行ったら医者曰く「やせなさい」・・・そうか、疲労の原因はそこにもあるのか、と妙に納得したのだった。

ワシのBBSにも貼ったが、この写真。妙に気に入ってるので、ここでもご紹介。これは神戸の中華街でのシーンである。

ワシ:まいどー
おっちゃん:あっ、まいどー。儲かりまっかぁ?
ワシ:いやぁ、ぼちぼちでんなぁ
おっちゃん:ほなさいならー
ワシ:ほなさいならー
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色覚異常

2005-08-05 20:44:21 | Weblog
実はワシ、色覚異常である。なんじゃそりゃ?という人が大半だろう。なにせ、日本人では男性で5%、女性だと0.4%しかいないんだから。小学校の身体検査で、いろんな色のドットで書かれた数字を読む検査をしたことを覚えてる人もいると思う。あの検査で「健常者」に読める文字が読めなかったり、逆に「健常者」には読めない文字が読めたりして、「自分は何か違うらしい・・・」と思ったのが小学校低学年の頃であった。どんな検査かって?ここをご覧あれ→ http://www.ne.jp/asahi/shinsei/saitama/shikijaku/

例えばこのケースで言うと、左側の12は問題なく見える。しかし右が問題なのだ。恐らく「健常者」の方は、右側に数字が見えるのだろう。そしてその数字はきっと5なのじゃないかな?ワシにはほとんどわからん。ところがワシには左側の3が見える。これはきっと「健常者」には見にくいのじゃなかろうか?あと、このページを見れば解説つきなので、一目瞭然にワシがなにを言っているのかわかってもらえるだろう。(http://www.shikikaku.jp/general/f_guide.htmlに行って【色覚異常とはどのようなものか】をクリック)

小さい頃から絵を描くのが大好きだったワシ。しかし、時々トンチンカンな色使いをしていた記憶がある。例えば舗装したばかりのアスファルトの道を書くときに青っぽい色を使ったり。あと、社会科の授業で「等高線」に沿って色鉛筆で地図を塗るような作業では、黄土色と肌色がごっちゃになったり。社会生活で困ったことはそれほどない。信号は問題なく判別できるし。最近買ったデジカメの充電器のLEDの色には苦戦しておるが・・・充電要の時は赤、充電されれば緑なのだが、その2つの色の彩度が近くて区別がつきにくい。あと、時々ではあるが卓上型カレンダーの平日と休日が微妙な色分けだったりするとわかりにくいのと、ホームの時刻表で急行と普通が微妙な色分けだったりするときつかったりする。

小学校に入った直後に、絵を描くのが嫌になった。先生が「なんでエトウ君は道を青く塗るの?道は青くないでしょ?」って言ったのを今でも鮮明に覚えている。「でも先生、僕には青が入って見えるんだけど」と言うと、それを聞いてたクラスメイトが「お前変だよ、道路は青くないだろー!?」ってななりゆきだったなぁ。ちなみに高校でアメリカに留学した時、ふと思い立って美術を選択してみた。先生に最初から「僕、色覚異常あるらしいからねー」って伝えて。で・・・その年にオクラホマ州タルサ市の高校美術コンクールで、なんと2作品が表彰されたのだ。一つはペン画だから色とは関係ないが、もう一つはポスターカラーを使ったグラフィックデザイン風なカラフルな絵である。先生曰く「そりゃ色には標準はあるかも知れないけど、一人一人色の見え方は違うんだから、あなたはあなたの感性で使う色を決めればいいと思うわ」。目からうろこであったな。小学校の時に、こういうことを言ってもらっていたら、一時的であれ絵を嫌いになることはなかっただろうなーと思うのだ。

で、色覚異常があると、就職応募できないケースもある。部品メーカーなどでは、募集要項に「色覚異常者は不可」なんて書いてあったりする(今もそうなのかは知らんが)。まあ、今から就職するわけじゃないので、問題はなさそうなのだが、一つ問題を見つけてしまったのだ。それは飛行機の操縦免許である。ワシは飛行機好きで、いつかは免許とろうと思っているんだが・・・あかんのかしら?
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凄いモノ見つけちゃったわん!!!

2005-08-04 19:46:00 | Weblog
日本のフォークファンにはたまらないですなー!
1975年(ワシが12歳の頃だな)に、つま恋で開催された伝説のオールナイトコンサートがDVDで発売されるそうな。詳しくはこちら
http://www.forlife.co.jp/yoshidatakuro/FLBF-8072.html
うーん、これは「買い」だな。

【HPより引用】
「吉田拓郎・かぐや姫 コンサート イン つま恋1975」DVD
8月2日リリース

01:僕の唄はサヨナラだけ(リハーサル)/ 吉田拓郎
02:僕の胸でおやすみ(リハーサル)/ かぐや姫
03:あゝ青春 / 吉田拓郎
04:春だったね / 吉田拓郎
05:今日までそして明日から / 吉田拓郎
06:人生は流行ステップ / かぐや姫
07:黄色い船 / かぐや姫 ★
08:なごり雪 / かぐや姫 09:妹 / かぐや姫 ★
10:あの人の手紙 / かぐや姫
11:夏休み / 吉田拓郎
12:襟裳岬 / 吉田拓郎
13:三軒目の店ごと / 吉田拓郎
14:されど私の人生 / 吉田拓郎
15:岬めぐり / 山本コータローとウィークエンド ★
16:赤ちょうちん / 吉田拓郎 17:神田川 / かぐや姫 ★
18:22才の別れ / 風 ★
19:風の街 / 山田パンダ ★
20:幼い日に / 南こうせつ ★
21:君去りし後 / 吉田拓郎
22:落陽 / 吉田拓郎
23:人間なんて / 吉田拓郎
★=今作品で初めて収録される楽曲

1975年8月2~3日に静岡県掛川市・つま恋多目的広場に5万人の観客を集めて行われた伝説のオールナイト・コンサート「吉田拓郎・かぐや姫 コンサート イン つま恋」。当時、コンサートの模様を収録したドキュメンタリー映画が作られ、日本全国でフィルム・コンサートという形で上映、多くの若者達が足を運び、スクリーンに映しだされる拓郎やかぐや姫に向かって拍手をおくりました。

その後、この映像の一部がCBSソニー・ミュージック(吉田拓郎)と日本クラウン(かぐや姫)から発売されたものの、マスター・フィルムは行方不明となってしまい、関係者方々手を尽くして調べたのですが見つからず。永い年月が経ってしまっていました。

しかし、今年の初めに、なんとコンサートの主催者であったユイ音楽工房(現・ユイミュージック)の倉庫から、くだんのフィルムが偶然にも発見されたのです。コンサートから30年目の奇跡でした。そしてちょうど30年目の2005年8月2日にDVD作品としてリリースされることとなったのです。

30分を超えるドキュメント部分は、コンサートのメイキングとしてだけでなく、当時の世相・フォークソング文化・若者文化を知る上での貴重な映像資料です。また、フォーライフレコード設立直後の吉田拓郎・小室等・井上陽水・泉谷しげるが4人そろった珍しいプライベート・シーン等も収録されています。
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「一枚の楽譜」(沖縄ピースフルの裏話)

2005-08-03 02:16:30 | Weblog
この「一枚の楽譜」というタイトルに「ピンときたら110番」じゃなくて、ピンと来たとしたら、きっとあなたは40歳以上だろう。

最近TVで、特に深夜のTVショッピング系の番組で、70年代とか80年代のいろんなコンピ物のCDが売られている。「欲しいぞ!」と思うことは多いのだが、大半は「ツメが甘い!」と思ってしまうのだ。例えば、ガロ。そういうCDには、たいがい「学生街の喫茶店」しか入ってない。「他にもあるだろ!名曲が!!」と思わずTVにツッコミを入れるワシなのだ。「ロマンス」、「姫鏡台」、「君の誕生日」、そういう名曲が埋もれてるじゃないか。そして、ワシの中でそれと同列なのがこの「一枚の楽譜」なのだ。

小学生の頃だったと思う。ワシは既にギターを弾いていたかも知れん。その頃、同じ学校に通ってたかわいらしい女の子がおった。その娘を仮にS子ちゃんとしよう。細身で背が高く、髪が長くて小顔、目がぱっちりしてて鼻がツンとした、かなり美人系だったと思う。もちろん、記憶の中で美化されている部分はあるとは思うが。その娘がガロのファンで、彼女からレコードを借りて聞いたのがこの「一枚の楽譜」だった。

ワシはサラリーマンというか会社役員だったりする。そしてKWEENというバンドで歌っておったりもするし、ANNANというソロプロジェクトもやっておる。当然、年に何回かはツアーに出る。先日、KWEENで沖縄のピースフルラブロックフェスティバルに出演した、その前日。沖縄市のパークアベニュー近くにある中古レコード&CDの店に立ち寄った。なかなかシュールな中古レコードがたくさんあった。ピンクレディーやらキャンディーズやらから始まり、あいざき進也、城みちる、ぴんから兄弟、殿様キングス・・・ワシの世代にはたまらん懐かしさであるな。で、その中に「一枚の楽譜」を見つけたのだ。1枚300円也。迷わず即購入とあいなった。

ジャケットをあらためて見る。ガロはフォークトリオで、マーク、トミー、ボーカルの3人組。その3人と1枚の楽譜が描かれてる。しかもよく見るとそのジャケットにある1枚の楽譜は「一枚の楽譜」の譜面なのだ。「ガロか・・・何もかも懐かしい・・・」(宇宙戦艦ヤマトの沖田艦長の最期のセリフのパクリ)とホテルの部屋でジャケットを見ながら、ふと思い出したことがある。

そうだ、ワシの家にはアナログレコード用のプレーヤーがない!!!そう、買ったはいいが、聞くことができん!ワシの部屋の本棚に、そのレコードは今日もポツンと置かれてる。
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真相回転・・・いや新装開店

2005-08-01 14:25:15 | Weblog
実は、ブログサイトの立ち上げは2度目なのだ。1~2年ぐらい前に作ったのだが、そのときは「(自分が通ってきた)音楽を掘り下げる」という壮大なテーマでやった。日本では、南こうせつ(かぐや姫含む)、アリス、さだまさし、大塚博堂など、海外ではQUEENはもちろん、STYXとか、とにかくワシが「聞いて育った」音楽を、歌詞やメロディ、演奏や楽器などの観点で書いていた。が、ワシは「筆不精」で(間違えても「不デブ症」ではない)書くのをやめちまってたのだ。考えたら、ANNANの日記(ワシのソロ活動のHPの日記コーナー)もある。そして、ワシがボーカルやってるQUEENのトリビュートバンドKWEENのBBSへのお答えとか、メールの返事とかもある。そんなこんなやってるうちに、そのブログはほったらかしになってしまった。

そもそも新しいもの、珍しいものが好き。若い娘、きれいなおねいさんも好き(これ関係ないな)なワシ。しかも熱しやすく冷め易い性格である。あんまり壮大なプランに基づいた姫始め、いや事始めをしてもどーせ続かない。ただ、ANNANオフィシャルサイトの日記コーナーだと、利便性に欠けることもあり、この度このブログサイトを立ち上げることにしたのだ。というわけで、ANNANやKWEENのオフィシャルなサイトは、いままで通りオフィシャルな情報(ライブとかCDとかラジオ・TV出演とか)とBBSを中心としてそのまま運営。そしてANNANの日記コーナーだけが、ここに移転ってわけ。

というわけで、本日開店。宜しくお願いします。
しかし最近また肩がこってるなー。
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