今週末、本当なら超弾丸スケジュールでシンガポールにいるはずだったワシ。
今?
日本におります。
新宿区某所の自宅マンション(賃貸ですが・・・何か?)で、フツウに週末をすごしておる。本来なら、今頃ホーカーでホッケンミーを食べているはずだった。元の仕事仲間(シンガポール人)と、オーチャードタワーあたりで、飲んでいるはずであった。
なんで???
結論から申し上げよう。
成田で搭乗断られますた。
なんで???
ワシのパスポートは、2009年3月の終わり頃で有効期限が切れる。が、シンガポールに入国するにはパスポートの有効期限が6ヶ月+滞在日数残ってないといけないのだ。それに気が付いたのは出発予定だった金曜日の前の日の夜。
あっ!!!
あっ!!!なんていってる場合じゃない。向こうでは友人がワシの到着を待っている。とりあえずメールを入れて、金曜の朝にあせって友人に電話するワシ。
友人:「どしたの?」
ワシ:「いや、どーもこーも、どうやらワシ、シンガポールに入国できないらしい。」
友人:「なんで???」
ワシ:「パスポートの残余期間が足りないのよ。」
友人:「シンガポール大使館に電話して泣きついてみれば?」
ワシ:「だって法律だもん、無駄な努力だと思う。」
友人:「うーん、そっかぁ、レストラン予約してたんだけどなぁ・・・いいところ。」
*ちなみに、今回ワシはその友人宅に宿泊する予定であった。ホテル代をケチる代わりに、その友人にメシをおごる約束もしてたのだ。
ワシ:「ごめん、一応悪あがきしてみる。」
仕事終わって成田に向かうワシ。ドキドキものである。
成田到着してカウンターでチェックインしようとして係員に「パスポートの残余期間が足りませんよ」と注意される。うーん、こうなりゃ最終手段だ!
ワシ:「いや、さっき気が付いたんです。確かに入国の要件は満たしてないですよね。」
係員:「そうですね、で、これじゃご搭乗いただけないんですけど・・・」
ワシ:「んっ?それおかしくないですか?日本を出国する要件は満たしてますよね?」
係員:「ですから、目的地で入国できないでしょ?」
ワシ:「だったら入国せずに、トランジット(乗り換え)エリアにいて、そのまま帰ってくるってのはダメなんですか?どうせ払い戻し利かないチケットだから、捨てるのももったいないし。飛行機に乗ってシンガポールに行って、入国せずに帰ってくるってのは・・・」
係員:「はぁっ・・・!?」
まあ、「はぁっ・・・!?」っちゅう気持ちも理解できる。確かにワケがわからんと、ワシも思う。
そしてスーパーバイザーに相談に行く係員。
ややあって・・・
なにやら分厚い本を持って戻ってくる。
係員:「いえ、当航空会社としては、訪問国の入国に関する書類不備な方を、お乗せするわけにはいきません。」
そう言いながら規約(英文)をワシに見せる。
まあ、常識的に考えれば係員が言っていることのほうが正しい。
ワシ:「やっぱりムリですかねぇ?」
係員:「申し訳ありませんが・・・しかも今、タイやインドでの政情不安もあって、シンガポールの空港でのセキュリティーも厳しくて、書類不備の場合は乗せないようにとシンガポール当局からも指示がでてますので・・・」
ワシ:「そうですかぁ・・・ところでこのチケット払い戻し不可でしたよね?」
係員:「そうですねぇ・・・申し訳ありませんが。」
というわけで、無残にもワシはそのまま成田から都内に戻ってきた。航空運賃?もちろん戻ってこない。まあ、かなりな格安だった(なので払い戻し不可ってわけだけど)ので、金額的にはあきらめても仕方ないって感じではあるけど。
17歳で初めて国外に出て以来、海外渡航歴はざっと70回~80回ってところだと思うが、こんなことはもちろん初めて。
教訓
パスポートの有効期間が残っていても入国できない国はある。渡航先の入国条件は前もってチェックしよう!
ただただ悲しい週末である。
今日のTOP写真は、久々に引っ張り出したワシの愛車2号(後ろの赤いのが1号で、手前の青いのが2号)。急になにもすることがなくなったので(そもそも他の用事を延期してのシンガポールだったのだけど)、とりあえずマネージャ氏とドンキホーテやらTUTAYAやらに行って、COCO壱でカレー食って帰ってきた・・・そんな土曜日であった。
カレーの写真が縦になってるのを横にする気力も・・・今のワシにはない
今?
日本におります。
新宿区某所の自宅マンション(賃貸ですが・・・何か?)で、フツウに週末をすごしておる。本来なら、今頃ホーカーでホッケンミーを食べているはずだった。元の仕事仲間(シンガポール人)と、オーチャードタワーあたりで、飲んでいるはずであった。
なんで???
結論から申し上げよう。
成田で搭乗断られますた。
なんで???
ワシのパスポートは、2009年3月の終わり頃で有効期限が切れる。が、シンガポールに入国するにはパスポートの有効期限が6ヶ月+滞在日数残ってないといけないのだ。それに気が付いたのは出発予定だった金曜日の前の日の夜。
あっ!!!
あっ!!!なんていってる場合じゃない。向こうでは友人がワシの到着を待っている。とりあえずメールを入れて、金曜の朝にあせって友人に電話するワシ。
友人:「どしたの?」
ワシ:「いや、どーもこーも、どうやらワシ、シンガポールに入国できないらしい。」
友人:「なんで???」
ワシ:「パスポートの残余期間が足りないのよ。」
友人:「シンガポール大使館に電話して泣きついてみれば?」
ワシ:「だって法律だもん、無駄な努力だと思う。」
友人:「うーん、そっかぁ、レストラン予約してたんだけどなぁ・・・いいところ。」
*ちなみに、今回ワシはその友人宅に宿泊する予定であった。ホテル代をケチる代わりに、その友人にメシをおごる約束もしてたのだ。
ワシ:「ごめん、一応悪あがきしてみる。」
仕事終わって成田に向かうワシ。ドキドキものである。
成田到着してカウンターでチェックインしようとして係員に「パスポートの残余期間が足りませんよ」と注意される。うーん、こうなりゃ最終手段だ!
ワシ:「いや、さっき気が付いたんです。確かに入国の要件は満たしてないですよね。」
係員:「そうですね、で、これじゃご搭乗いただけないんですけど・・・」
ワシ:「んっ?それおかしくないですか?日本を出国する要件は満たしてますよね?」
係員:「ですから、目的地で入国できないでしょ?」
ワシ:「だったら入国せずに、トランジット(乗り換え)エリアにいて、そのまま帰ってくるってのはダメなんですか?どうせ払い戻し利かないチケットだから、捨てるのももったいないし。飛行機に乗ってシンガポールに行って、入国せずに帰ってくるってのは・・・」
係員:「はぁっ・・・!?」
まあ、「はぁっ・・・!?」っちゅう気持ちも理解できる。確かにワケがわからんと、ワシも思う。
そしてスーパーバイザーに相談に行く係員。
ややあって・・・
なにやら分厚い本を持って戻ってくる。
係員:「いえ、当航空会社としては、訪問国の入国に関する書類不備な方を、お乗せするわけにはいきません。」
そう言いながら規約(英文)をワシに見せる。
まあ、常識的に考えれば係員が言っていることのほうが正しい。
ワシ:「やっぱりムリですかねぇ?」
係員:「申し訳ありませんが・・・しかも今、タイやインドでの政情不安もあって、シンガポールの空港でのセキュリティーも厳しくて、書類不備の場合は乗せないようにとシンガポール当局からも指示がでてますので・・・」
ワシ:「そうですかぁ・・・ところでこのチケット払い戻し不可でしたよね?」
係員:「そうですねぇ・・・申し訳ありませんが。」
というわけで、無残にもワシはそのまま成田から都内に戻ってきた。航空運賃?もちろん戻ってこない。まあ、かなりな格安だった(なので払い戻し不可ってわけだけど)ので、金額的にはあきらめても仕方ないって感じではあるけど。
17歳で初めて国外に出て以来、海外渡航歴はざっと70回~80回ってところだと思うが、こんなことはもちろん初めて。
教訓
パスポートの有効期間が残っていても入国できない国はある。渡航先の入国条件は前もってチェックしよう!
ただただ悲しい週末である。
今日のTOP写真は、久々に引っ張り出したワシの愛車2号(後ろの赤いのが1号で、手前の青いのが2号)。急になにもすることがなくなったので(そもそも他の用事を延期してのシンガポールだったのだけど)、とりあえずマネージャ氏とドンキホーテやらTUTAYAやらに行って、COCO壱でカレー食って帰ってきた・・・そんな土曜日であった。
カレーの写真が縦になってるのを横にする気力も・・・今のワシにはない